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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (602 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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11. 休暇の取得促進や就職説明会での若手薬剤師の
活用
調査対象

取組種別

病 院 名:日高徳洲会病院
所 在 地:北海道日高郡新ひだか町
病 床 数:一般病床 110 床、療養病床 89 床
薬剤師数:6 人
・就労環境・制度の改善
・薬学生に病院や薬局に就職してもらうための取組

取組みのポイント
○休暇を調整し、休暇を取得しやすい環境作り
○就職説明会に若手薬剤師を活用し、学生からの反応がよくなっている

問題意識
○残業が多く、休日勤務や夜間勤務もあり改善できない状態が続いていた
薬剤師が全く足りていない状態が 3 年以上続いている。
残業が多く、休日勤務や夜間勤務もあり改善できない状態が続いていた。

職員の希望に応じた休暇取得を実現するための調整
取組内容
○休暇の調整を行った
職員の希望に応じた休暇取得をできる限り実現するために、職員の休暇予定を事前に調整
することにした。特に月をまたぐ連休があるゴールデンウイークや年末年始については早め
に調整するようにしている。
当院は土日も開院していることから、平日も誰か 1 人が土日に出勤した分の休暇を取って
いる状況が通常であるが、有給休暇を 1 人取得したとしても、休暇が重ならないよう調整す
れば業務に支障は出ない。また、複数職員が同時に休暇を取る際には、1 週間単位で業務に遅
れが出ないよう業務を調整している。少人数で調剤、病棟、製剤などを分業せずに行ってお
り、職員がどの業務にも対応できることから 1 人休暇を取っても他の人がカバーできる。

取組結果
○職員が休暇を取りやすくなった
職員が休暇を取りやすくなったと考えており、就職説明会では若手薬剤師が学生に対し、

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