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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (577 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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歌山市内で先端医療の中で薬剤師としての基礎的能力を十分に身に付けるプログラムとし、
その上で、2 年目は地域に赴き、地域医療の持つ課題等を解決する力が付くようなプログラム
にした点である。

和歌山県立医科大学 薬学部キャリア形成プログラム
取組内容
○卒業後 2 年間の県内の医療機関や薬局で研修を行うプログラムを検討中である
国際的にも通用する高度な薬学の専門知識を有しながら、患者・生活者の立場に立って、和
歌山県内の医療に貢献する先導的な薬剤師を養成すること、また、薬剤師が少ない県南部に
おける薬剤師業務にも関心を持ってもらい、ひいては地域偏在の解消・改善に繋げることを
目的として、薬学部卒業後に、先進医療を行う病院から地域の病院・薬局の業務まで 2 年間
にわたり横断的な研修を行う予定である。
先進医療を行う病院から地域の病院・薬局の業務まで 2 年間にわたる横断的な研修の内容
を検討するにあたり、和歌山県立医科大学医学部の地域医療枠を参考にした。
キャリア形成プログラムの対象者は、薬学部に県内枠で入学した学生全員である。また、2
年間の研修中の勤務に対し、給与面の手当てを行う予定であるが詳細は検討中である。
研修対象施設は、
1 年目については先進医療を実践している病院薬剤部が想定されており、
具体的には和歌山県立医科大学付属病院を中心に行う予定である。
図表 1

キャリア形成プログラムの概念図

※上記は現時点での想定であり、今後変更する可能性がある。

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