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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (321 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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12) 薬剤師不足により生じている弊害
病院で薬剤師不足のため生じていると考える弊害については、いずれの二次医療圏の人
口規模でも「病棟業務に支障がある」が最も高く、二次医療圏人口 10 万人未満では 73.2%、
二次医療圏人口 10 万人以上 20 万人未満では 68.1%、二次医療圏人口 20 万人以上 50 万
人未満では 74.3%、二次医療圏人口 50 万人以上では 70.8%であった。
また薬局では、二次医療圏人口 10 万人未満、及び二次医療圏人口 10 万人以上 20 万人
未満では「在宅対応に支障がある」が最も高く、それぞれ 56.6%、64.1%、二次医療圏人
口 20 万人以上 50 万人未満、及び二次医療圏人口 50 万人以上では「薬剤師の時間外勤務
が増えている」がそれぞれ 56.9%、56.8%で最も高かった。
図表 230 薬剤師不足により生じている弊害(問 2-12)【複数回答】
<病院>
全体 n=409

0%

50%

薬剤師の時間外勤務が増えて
いる
薬剤師の休日勤務日数が増
えている

100%

50%

100%

24.4

22.2

22.0

8.5

13.2

1.2

2.8

無回答

1.0

0.0

4.2

※「その他」の主な回答は以下の通り。
・休暇取得が困難
・薬剤師の在宅業務に支障がある
・業務の拡大ができない
・新しい業務への取組みが難しい
・医師、看護師からタスクシフトの依頼があり、
今の人員では無理と答えるしかない
・医師の調剤業務の負担増につながる
・入退院支援業務に支障がある

25.5

23.6

20.8

35.1

10.1

34.9

4.7

27.7

20.8

2.7

54.7

24.3

26.4

特にない

70.8

50.7

25.0

29.2

20.3

6.8
4.7
0.7

100%

55.7

74.3

22.2

6.9

50%

24.5

15.5

27.8

9.8

0%

26.4

52.8

12.5

6.1

100%

二次医療圏人口50万人以上
n=106

56.1

68.1

23.2

26.9

50%

23.6

19.5

30.1

0%

25.0

52.4

25.2

100%

二次医療圏人口20万人以上
50万人未満 n=148

50.0

73.2

52.3

7.3

50%

22.0
72.1

17.8

0%

35.4

17.6

8.8

二次医療圏人口10万人以上
20万人未満 n=72

47.6

27.4

病棟業務に支障がある

その他

0%

53.3

24時間対応に支障がある

チーム医療への参画に支障が
ある
地域での多職種連携(薬薬連
携含む)に支障がある
外来化学療法の実施に支障
がある
薬剤師外来の実施に支障があ

治療薬物モニタリング(TDM)
に支障がある
医薬品情報管理(DI)専門部
署の設置に支障がある
医療安全管理部門業務への
参画に支障がある

二次医療圏人口10万人未満
n=82

18.9

9.4
0.9
0.0

・薬剤管理指導に支障がある
・セントラル業務に支障がある
・コロナワクチン接種のワクチン作成のための人
員が不足
・病棟薬剤業務実施加算に必要な時間確保に支障
がある
・実務実習生にもっと時間をあげたい

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