参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (436 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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・24 時間対応。
・医院等の営業時間、休みなどの関係で薬局が長時間労働になっている。
・休暇の取りにくさ、勤務時間の長さ。
・給与の水準が低い。子育て世代の勤務時間が短く確保が難しい。
・給与や有給休暇制度等、改善の余地あり。
・勤務時間に対して給与、また、その元となる保険点数が見合っていない。24 時間対応を
国は要求するが、働き方改革に逆行している。
・勤務終了時間がいつも定時である大病院などへの就業希望者が多いのではと思う。
・経営陣に能力のある人がいないため、在籍している薬剤師のやる気をそいでしまうこと
で辞めていってしまう。
・研究・学習環境、スキルアップ、勤務時間などの環境問題がある。
・見かけの残業時間を減らすために半日勤務の日を作って、他の日の終業時刻を遅くして
いる。これによって日中常に不足気味な状態が続いている。半日勤務などの時短がなけ
れば必要な人員を確保できていると感じる。
・在宅医療に従事する時間、業務量が増えれば増える程、閉店間際(PM7:00 前後)まで働
ける遅番対応の薬剤師が必要になるが、その人材の確保に苦慮している。
・女性が多いので、家庭や育児との両立だと思う。特に育児中は 5 時過ぎまでの仕事や休
日出勤は難しいのではないか。
・地域密着型の薬局で近隣の医院に対応していくと薬剤師の就業時間が遅くなり、家庭を
もつ女性薬剤師にとって負担が大きくなる場合が多くみられる。
・地域連携薬局を目指すにあたり、かかりつけ薬剤師を増やし、在宅対応の件数を上げて
いく必要があるが、フルタイムで働ける人員がみつからず、パート薬剤師しか採用でき
ていない。
・どこの職場でも午前中のパートは多い。夕方~夜間のパート派遣が必要か。
・土曜、また夜の時間帯で勤務可能な人を見つけるのが大変。
・働きやすい職場環境を整えること。
・非常勤に関しては勤務時間帯のミスマッチ、新卒に関しては企業規模の大きなところに
偏在、小規模薬局では研修育成が難しい。
・薬剤師をあまりにも安易にオーバーワークさせる企業が多く、人間関係についても放置
する職場が多いと聞く。しっかりと患者や処方元と信頼関係のできる職場をつくらない
と集まらない。やはり一人あたりの 1 日枚数制限は必要で、それを守ってこなかった企
業による一日にこなす枚数重視や、人を育てようとしない企業が多いことが集まらない
一因となっている。
・労働条件の良い所に人が流れて行くのは仕方ないことで解消していくことは無理と考え
る。結局安い賃金で条件の悪いところに人は来ない。
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