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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (587 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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参加者の半分程度は就職につながっていると病院薬剤師会の担当者は考えており、その理
由は、本人の希望する病院を見学できることにあると考えている。

大学の就職説明会で中小病院の魅力を伝える取組
取組内容
○中小病院に就職する利点ややりがいを就職説明会で伝えている
病院のうち 70%が中小病院であるが、学生の就職希望先は大病院が多いという背景のもと、
中小病院のやりがいを伝える目的で、薬科大学の就職説明会に病院薬剤師会の中小病院診療
所委員会のメンバーが参加している。
<中小病院に就職する利点(本調査への回答者の私見)>
大病院では、薬剤師は調剤、製剤、注射、病棟などの部門に配置され、各領域でスペシャリ
ストになってからローテーションを通じて定年までにジェネラリストになるので、ジェネラ
リストになるまでの時間がかかる。
これに対し中小病院ではまずジェネラリストになってからスペシャリストになっていくた
め大病院とは成長のプロセスが異なる。まず病院で勤めて薬局に移るというキャリアプラン
を描いている場合であれば、ジェネラリストであるほうが経験値が高くなるという点で転職
に有利と考えている。
<対象大学>
県内の大学と、近県の大学の就職説明会に参加している。
<就職説明会での状況>
ブースで説明するが、学生は 30 分程度の時間でローテーションして自由に話を聞く。午前
中だと 3~4 回ローテーションする。大学によって、講義室を割り当てたり、講堂でスペース
を区切ったりと様々である。一回の説明会に集まる説明側の主体は 30 程度である。

取組結果
中小病院への就職が増えた(具体的な数字はない)。

その他
経験的には夏休みまでに 8~9 割の学生は内定しているため、それまでに採用活動をする必
要がある。

その他(薬剤師確保・地域偏在全般等に関すること)
衛生統計年表における「無職の者」が復職の可能性がある人と考えているが、どの地域に
どの程度潜在薬剤師がいるか分からず、具体的なアプローチ方法が見いだせていない。 病院

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