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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (406 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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図表 322 薬剤師確保のための取組のうち特に効果があった取組の内容(問 3-7)
<病院>

1) 薬剤師の待遇改善(初任給・給与・福利厚生等)
・4 人新たに採用した。
・求職者の増加。
・経験者が入職した。
・職員の退職見直しにつながった。
・採用試験への応募者増加
・就労薬剤師の待遇改善による離職防止。
・手当の充実により採用が決定した。
2) 就労環境・制度の改善(継続勤務できる制度、男女共同参画、子育て・介護支援等)
・育休取得後の復帰(院内保育、育児短時間利用)。
・週休 2 日制としたことで、明らかに求人の問い合わせが増加した。
・休職後、少ない時間だが退職せず仕事を続けてくれた。
・子育て世代の女性のパート入職。
・時間外労働がなくなった。
・時短勤務者にとっては、働きやすい環境になっている。
・有休の目標を病院としては 10 日としているが、薬剤部では 12 日以上として達成してい
る。また残業時間は平均 1 時間以内とし、現状 30~40 分程度となっている。有休が取れ
る分、平日の業務は忙しいが、協力して取り組んでくれている。休みと仕事のメリハリ
ができて職員からは好評である。
・離職せず介護休暇を利用しながらキャリアアップを目指すスタッフが複数いる。
3) 継続勤務や再就職、復職に向けた研修の取組
・子育て世代の女性のパート入職。
・復職支援により、長期休暇後の薬剤師の復職を円滑に行うことができた。
4) キャリアパスの充実
・認定取得者の増加、また雇用維持につながった。
・レジデント制度導入により学習意欲のある薬剤師が入局し、指導者のスキルも向上した。
・薬局からの研修生が入局し、交流が生まれた。
5) スキルアップ、キャリア形成のための取組(研修の実施、学会参加機会の提供等)
・GW 明けから病棟に行けることは学生には魅力に感じられるようである。
・各研修、学会参加。
・各種資格取得のサポートを行っているが、離職者数の改善につながっていると思われる。

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