資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (148 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
不明
→ER9480
1136
71歳
男
2021年4月15日
2021年4月26日
(~12/3の
情報に基
づく)
1回目
病歴はアルツハイマー型認知症、2歳時より脳炎に
より右半身麻痺で67歳時に脳梗塞を発症した。
併用薬:メマンチン塩酸塩OD錠(20mg)、ドネペジル
塩酸塩OD錠(5mg)、クロピドグレル(75mg)、シロス
不明
タゾールOD錠(50mg)
ワクチン接種歴:インフルエンザワクチン
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
不明
不明
不明
不明
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
コメント
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
コメント
資料番号
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
(~12/3の情報に基づく)
1137
23歳
男
2021年8月27日
2021年8月30日
FF3620
2回目
無
急性循環不全
循環虚脱
解剖(肉眼上・組
織学上、重篤な
上気道炎・心筋
炎・肺炎などの炎
症所見、諸臓器
血管内の血栓、
上気道アレル
ギーを示唆する
評価不能
所見はいずれも
認めず、急性循
環不全の所見し
か指摘できな
かった。)
有(現時点では
接種と無関係な
不整脈発作、あ
るいは心筋炎な
どの可能性が
否定できな
い。)
γ
無
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
(~11/12の情報
に基づく)
多臓器不全
1138
88歳
男
2021年6月17日
2021年6月28日
→2021年6月29
日
EW0201
2回目
(~10/1の情報
に基づく)
無
→統合失調症、高血圧、脂質異常症、肺気腫、前立 微小血栓症
腺肥大症、便秘
要介護4で、ショートステイ利用中であった。ADL自
立度はC2であった。嚥下障害があり、側臥位で経口
接種可であった。
肺うっ血
併用薬:マグミット、レキサルティ、スピリーバ、ユナ
スピン、メロペネム
アレルギー歴なし。
肺出血
(~7/8の情報に基づく)
腎動脈血栓症
1139
41歳
男
2021年8月23日
2021年8月26日
FE8162
2回目
基礎疾患:セロイドリポフスチン症(1990年直腸粘膜
生検で電子顕微鏡的検索で診断)、重症心身障害
(1999年より入院中)、てんかん、脳性まひ、肥大型
心筋症
1回目 2021/7/26 ファイザー社製 コミナティ筋注
FC9880
服用中の薬:イーケプラ、リボトリール、デパケン、シ
心室頻拍
ロスタゾール、メインテート、アルダクトンA、チラーヂ
ンS、アルファロール、タケプロン、酸化マグネシウ
ム、クリアナール、ムコダイン、ムコソルバン、カロ
ナール
アレルギー歴はなし(アルコール消毒は禁止)
多臓器機能不全症候群
血栓症
肺うっ血
肺出血
解剖(肺、心臓、
肝、膵、副腎、前
立腺、骨髄の細
動脈と毛細血管
レベルに微小血
栓の存在、肺うっ
血、肺出血、腎動 関連あり
脈血栓症)、血液
検査、CT、超音
波検査
ワクチン接種との因果関係は否定できないが、細菌感染
によるDICの可能性もあり、 血液培養等の各種細菌学検
査、血栓、CRP、凝固系検査がのぞましい。
γ
ワクチン接種との因果関係は否定できないが、細菌感染
によるDICの可能性もあり、 血液培養等の各種細菌学検
査、血栓、CRP、凝固系検査がのぞましい。
※~12/16から変更なし。
※~1/20から変更なし。
発熱はワクチンによる副反応の頻度が高い時期に出現し
た。その後の心肺停止に至った原因について、現状の情
報からワクチンの関与あるいは基礎疾患の影響について
判断することは困難である。mRNAワクチン接種後の本時
期に心筋炎/心膜炎を発症する可能性がある一方、本患
者はセロイドリポフスチン症や肥大型心筋症の基礎疾患
があり、双方とも関連要因として考慮する必要がある。
発熱はワクチンによる副反応の頻度が高い時期に出現し
た。その後の心肺停止に至った原因について、現状の情
報からワクチンの関与あるいは基礎疾患の影響について
判断することは困難である。mRNAワクチン接種後の本時
期に心筋炎/心膜炎を発症する可能性がある一方、本患
者はセロイドリポフスチン症や肥大型心筋症の基礎疾患
があり、双方とも関連要因として考慮する必要がある。
(~7/8の情報に
基づく)
腎動脈血栓症
心室性頻脈
心電図
関連あり
有(セロイドリポ
フスチン症によ
る急変は否定
できないが、ワ
クチン接種まで
は状態は安定
していた。)
γ
γ
※~12/16から変更なし。
※~1/20から変更なし。
(~10/1の情報に基づく)
1140
89歳
男
2021年8月31日
2021年9月1日
FF2782
2回目
重度嚥下機能障害、膿胸、狭心症、左頚部血管ステ
ント治療後
アムロジピン、ミヤBM、ベルソムラ、クロピドグレル、
不明
フロセミド、カンデサルタン、ネキシウム、メキシレチ
→肺炎、慢性心不全増悪
ン、アスピリン、酸化マグネシウム、フェブリク、クエ
ンメット
(~12/24の情報に基づく)
嚥下障害で入院中。
肺炎
(~12/24の情報に基づく)
状態悪化
不明
評価不能
148
有(肺炎)
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
症例No