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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (261 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1753

1754

72歳

85歳





不明

2021年

不明
(接種2日後)

不明

不明

不明

1回目

不明

本症例は文献に基づく報告
病歴:びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、甲状腺
機能亢進症。
併用薬を服用(詳細不明)。
ペニシリンアレルギー歴あり。
X日、午後9時頃、ワクチンの初回投与。接種日の体
温が摂氏35度。ワクチン接種の直後、接種会場で不
血栓症
調を感じたが、帰宅後少し休んだらよくなった。X日
の1日後、午後4時ごろ、疲労、悪心、胸痛及び背部
痛を発現。午後8時ごろ、LINEは、「既読」。X日の2日
後、死亡者として家で発見された。死体硬直があご
の筋肉にみられたので、救命処置は行われなかっ
た。ワクチン接種が原因であると推測され、患者の
死亡が発見されてからおよそ24時間後に法医学的
剖検が実施された。

病歴:骨髄異形成症候群、前立腺癌、慢性腎不全、
高血圧症
COPD、高コレステロール血症、骨粗鬆症、胸椎圧
迫骨折、腰椎圧迫骨折、気胸、喫煙者、じん肺症、
低蛋白血症、カルシウム低値、蛋白尿
併用薬:プレドニン[プレドニゾロン](経口)、プリモボ
ラン[メテノロン酢酸エステル](経口)、シルニジピン
(経口、高血圧に対して)、エルデカルシトール(経
口)、アゾセミド(経口)、ベラプロストNa(経口)、当
帰四逆加呉茱萸生姜湯(経口)、ノイロトロピン[シア 血小板減少症を伴う血栓症、閉塞
ノコバラミン;リドカイン塩酸塩;塩酸ピリドキシン;塩酸 性動脈硬化症、動脈血栓症
チアミン]、タリージェ(経口)。
両下肢痛と歩行困難を訴えて来院。ふくらはぎに痛
みが強く、特に左下肢痛を訴えた。閉塞性動脈硬化
症と診断して、アルプロスタジルの静脈を施行するも
疼痛が激しく他院を紹介した。紹介先からさらに大学
病院に搬送となった。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

血栓症

剖検

不明

不明

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

コメント

免疫染色の結果から、免疫反応に基づく多発血栓症によ
り死亡されたと考えますが、抗-SARS-CoV-2スパイクの
免疫染色は陰性であり、接種との明確な因果関係は示さ
れなかったものと理解しました。ワクチン接種以外の要因
として、外傷や感染の病歴が不明(元文献の考察)という
点で情報不足としましたが、接種と関連がある可能性も否
定はできません。

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

※~12/16から変更なし。

コメント
資料番号

症例No

免疫染色の結果から、免疫反応に基づく多発血栓症によ
り死亡されたと考えますが、抗-SARS-CoV-2スパイクの
免疫染色は陰性であり、接種との明確な因果関係は示さ
れなかったものと理解しました。ワクチン接種以外の要因
として、外傷や感染の病歴が不明(元文献の考察)という
点で情報不足としましたが、接種と関連がある可能性も否
定はできません。
※~1/20から変更なし。

血小板減少症を伴う血栓症

末梢動脈閉塞性疾患

不明

関連あり

有(全くないとは
言えないが、こ
れまでは非常に
順調に回復され
ていたのに、接
種後からの変
化であることか
ら報告した)

γ

TTSとして報告されていますが、血小板減少が新たに発
症していることを評価するための所見が得られていないこ
とから、ブライトン分類を「4」と評価します。

γ

※~12/16から変更なし。

TTSとして報告されていますが、血小板減少が新たに発
症していることを評価するための所見が得られていないこ
とから、ブライトン分類を「4」と評価します。
※~1/20から変更なし。

動脈血栓症

(~1/20の情報に基づく。)

基礎疾患:痛風
アレルギー:花粉症
併用薬:太田胃散(経口)、ビオフェルミン[ラクトミン]

1755

85歳



2021年7月31日

2022年5月5日

FE8206

2回目

2021/7/31 2回目接種。当日著変なし。8/2長寿検
診。胃カメラを勧められた。8/3胃カメラ施行。麻酔が覚
めるのに2時間かかった。8/4結果説明。ピロリ菌保菌の
ため除菌剤処方。内服後より気分不良発現。嘔気のみ。
食欲不振にて嘔吐なし。以降、嘔気と食欲不振はずっと
続いた。食事がとれないため近所の内科にあちこち点滴
に通う。内科、クリニックで眠剤処方される。8月中旬頃よ
り「頭がツンツンする」と訴え始める。夜間は眠剤内服。10
/18MRIをとる。10/27結果異常なし。11/1精神科受
診、話を聞くだけで診察終了。クリニックと同じ眠剤処方さ
れる。12月「歩けない」と訴え始める。客観的には独歩可
能。自殺をほのめかす言動が始まる。12/19「腕に力が
入りにくい」と訴える。ワクチン接種前より体重7㎏減少。 誤嚥性肺炎
12/22クリニックへ。採血・点滴施行。脳炎の診断を受け
る。12/28クリニックへ(2回目)朝から「足が痛い。歩けな
い」と繰り返し何度も訴える。前回の採血結果異常なし。
mmse10点。高度アルツハイマー型認知症と診断される。
ワクチン後遺症と老化が同時進行しているとのこと。12/
29 10:30往診予定だったが、10時過ぎに刺身包丁で自
分の首を刺す。救急車で搬送。創部より持続的に体内に
出血しており緊急手術。正月中は鎮静をかけ人工呼吸器
装着。1/9抜管。術後の経過は良好だったが食事はとれ
ず。嚥下訓練、歩行訓練などリハビリする。2022/2/28
転院。転院日に発熱。経管栄養と点滴で過ごす。3/22誤
嚥性肺炎をおこす。その後一旦治癒。5/4意識朦朧。
ネーザルハイフローにて努力呼吸。SPO2 69%。5/5死
亡。死因は誤嚥性肺炎。

誤嚥性肺炎

不明

関連あり



γ

高カリウム血症

不明

関連あり



γ

本剤接種後約3ヶ月後のMRIでは脳炎など器質的な異常
は認められていない。直接の死因は誤嚥性肺炎と考えら
れるが、他の精神症状と本剤との因果関係は示す客観的
証拠が乏しい。

γ

本剤接種後約3ヶ月後のMRIでは脳炎など器質的な異常
は認められていない。直接の死因は誤嚥性肺炎と考えら
れるが、他の精神症状と本剤との因果関係は示す客観的
証拠が乏しい。
※~1/20から変更なし。

(~1/20の情報に基づく。)

1756

65歳



2022年9月7日

2022年9月16日

FT9319

4回目

基礎疾患:慢性腎臓病による血液透析
接種後、安静にしていたが、翌朝に発熱、嘔気が出
現し、近医に救急搬送。いったん治り帰宅したが、意
識障害が出現し同日16時に再搬送。低血糖発作診
断で1泊観察入院中の接種から2日後の3:15頃突然
の徐脈となり心停止に至った。心肺蘇生を行い挿
管、アドレナリン2Aで3:30に自己心拍は再開した。 高カリウム血症
低体温療法を開始し2日後に頭部CTを撮影したとこ
ろ低酸素脳症の所見を認めた。
血中カリウム:ワクチン接種日以外の採血(2022)3.0
~4.0、 ワクチン接種翌日(2022/09/08) 8.5

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~1/20の情報に基づく。)

1757

不明



不明

不明

不明
EY5420
(~3/10の
情報に基
づく。)

不明
2回目
病歴:リウマチ
(~3/10の ステロイドを錠剤の剤型で服用。錠剤は、朝と夜に
情報に基 服用していたと思われる。
づく。)

不明

不明

不明

不明

261

不明

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 21191