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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (273 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

基礎疾患等

死因等
(報告者による見解・考察等)

報告書上の記載

3

72歳



2022年11月13日 2022年11月13日 GJ2675

5回目

解剖医療機関からは、左室後壁に比較的広範囲の陳旧性心
筋梗塞:壁の菲薄化を伴う。左冠状動脈回旋枝が補足、75%
程度狭窄。明らかな血栓認めず。心肥大(521g):
LV/RV=1.5/0.4, Ao/PA=8.0/8.0cm。
状況的にはワクチンの接種直後の急変で有りアナフィラキ
シーショックも疑われたが、喉頭浮腫などはなく、否定的であ
る。ただし、もともとの心疾患のために予備力の少ない高齢
者であり、何らかの形で心臓発作の誘因となった可能性まで
は否定できない。と報告されている。

4

5

81歳

27歳





2022年11月9日

2022年11月12日 GJ1842

2022年10月28日 2022年10月29日 GJ1836

5回目

4回目

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

原疾患等:心疾患
11/13 14:52本人が手を上げ「少し冷や汗をかいて変な感じ
くも膜下出血
がする」と訴えがあった。歩きながら車いすまで移動しベッド
へ移動開始。14:55医師コール。ベッド移動しようと腰を上げ
たとたん前のめりになり、2人で支えてベッドに寝かした。意識
JS300、呼吸は不規則、血圧110/91、P58、酸素飽和度測定
できず、手指冷や汗有り、瞳孔散大、皮膚症状なし。救急隊
要請。深昏睡、つっぱっているようなけいれんと医師の判断
大動脈解離
があった。14:57酸素投与開始、ルート確保困難でもう一人
のドクターに応援依頼。自発呼吸なくなり、心停止と判断し、
心肺蘇生開始、AED依頼。15:04AEDショック不要。その後心
肺蘇生継続。15:07救急隊到着。15:10モニターのパッドを変
えたところ初期波形VF→除細動1回目。15:12再度VF出現F
心タンポナーデ
→除細動2回目。心臓マッサージ、バックバルブマスクで搬送
開始。15:17頃病院着。心肺停止状態。瞳孔径両側7mm、対
くも膜下出血、大動脈解離、心タン
光反射なし。15:22モニター上心静止。アドレナリン、アミオダ
ポナーデ、心筋梗塞、肺塞栓症、急
ロン投与、除細動等を行うも、16:05PEA、、16:41死亡確認。
性冠動脈症候群
搬送先の報告者からは、AI施行。頭蓋内病変認めず。胸部
大動脈の解離認めず。冠動脈の石灰化あり。心停止後の難
治性不整脈とAIによる冠動脈石灰化より、死因としてACSを
疑う。と報告されている。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

死亡時画像診
断、剖検

評価不能

心筋梗塞

有(くも膜下出
血、急性大動脈
解離→心タンポ
ナーデ、心筋梗
塞、肺塞栓症
等、急性冠動脈
症候群)

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

γ

剖検上、陳旧性心筋梗塞の既往及び新規の心筋梗
塞の所見があるようですので、致死性不整脈を生じた
可能性は否定できません。報告上の、大動脈/肺動
脈 8cmというのが理解できませんでした。この値が正
しければ、直径であれば、通常よりも著明に拡大して
おり、既往に大動脈瘤や慢性肺塞栓症などがあるこ
とを考えます。接種直後のイベントであり、機序は不
明ですが、ワクチンとの因果関係は、肯定も否定もで
きないと考えます。

γ

ワクチン接種との時間的関係から因果関係は否定は
できないものの、脳出血発症直前まで一人で自動車
を運転して出かけワクチン接種後2日間何ら問題なく
生活できていたと推察され、また、高齢であること、発
見場所がトイレであったことを考えると、脳出血は特
発的に発症した可能性も高いと考えられる。しかし、
何れかは断定的なことは言えない。トイレに入るまで
は何ら問題がなかったのか、何らかの体調不良をき
たしてトイレに入ったのかなどの情報があると、もう少
し考察は可能かもしれないが、断定には至らないと思
われる。

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

評価に用いた報告内容注2
コメント
資料番号

情報不足のため因果関係は評価できません。

症例No

資料1-2-2-1 22071

肺塞栓症

急性冠動脈症候群

既往:2009年悪性リンパ腫(現在治癒)
現病歴:腰痛、高脂血症で通院中、不眠症、便秘
アルコール歴、喫煙歴:なし
内服薬:エゼチミブ10mg/1x、ベルソムラ15mg/1x就寝前、酸
化マグネシウム(330)4T/2x、セレコキシブ(100)1T/1x、タケ
キャブ(10)1T/1x、タリージェ(2.5)1T/1x、エルデカルシトール
Cap(0.75)1C/1x
過去4回のワクチン接種後の目立った副反応はなし。今回接
種後の11/9夜に患者と直接接触しているが普段と著変なし。
11/11日中に、自宅から車で1時間ほどのショッピングセン
脳出血
ターに一人で外出していた。同日夜23:30頃に警備の方が
ショッピングセンターのトイレを巡回中に鍵が閉まったトイレの
個室から鼾が聞こえるのを確認し、本患者を発見、救急車通
報。救急隊接触時は、自発呼吸はあるが、GCS:Ⅲー300、搬
送先病院には11/12AM1:30過ぎに到着。自発呼吸、自己脈
は確認できるが、意識レベルはGCS:Ⅲー300と同様。全身CT
施行したところ、頭部CTにて左脳内出血、脳幹出血の所見
あり。手術適応はなく、HCUに入院。11/12AM6:43に死亡確
認。
剖検は実施されなかった。

脳出血

基礎疾患:8q症候群、難治てんかん、心奇形術後、精神発達遅延
で通院中。
2018/3/4全身痙攣で入院加療歴有り。2018/11月部分発作が出
現したが、以後は小さな発作はあるが発作は消失していた。最終
外来受診日2022/8/12。症状は安定しており薬量を変える必要が
無いので90日分の処方。接種前の1週間に特記すべきこと無し。
10/28 17時に4回目接種。その後夕食接種後、19時に就寝。
10/28 23:50一度覚醒して居間を歩き回り布団に戻ってきたのが
最後の生存覚知時間。その後、右上肢の動きを布団越しに感じた
が、痙攣しているとは思わなかった。その後就寝。10/29朝6時、反
応がなく救急要請。失禁なし。口元の唾液分泌なし。てんかん重積
が発生していたことを疑う身体上の変化はなかった。うつぶせ、体
温喪失。死後硬直あり。紫斑を認める。救急搬入6:36。心肺停止。
死亡推定時刻0時から1時。
不明
ワクチン4回目当日の死亡事例。心臓や脳に基礎疾患があるが突
然死を予見できる病歴ではない。死体検案では虐待の事実はなく
外因死ではなかったと判断された。普段は仰臥位で眠る患者が、
心臓への静脈還流を促進させる体位であるうつ伏せになり死亡し
ていたこと、夜間の副交感神経優位となる時間に死亡したことは注
目に値する。死亡推定時刻を午前0:00から1:00頃と推定すれば、コ
ロナワクチン注射後わずか7から9時間で急性の心毒性または心血
管自律神経毒性を生じた因果関係が明らかとなる。このようなコロ
ナワクチン注射後の突然死事例は既に数多くの報道があり、また、
PMDAの症例集積もあることから、注射薬の急性毒性に対しての疑
いを払拭できない。注射当日の死亡は全く想定外の薬理効果を示
したことになるので、注射薬剤に対して異状死としての警察捜査が
必要であると考えざるをえない。

不明

CT

評価不能



γ

ワクチン接種との時間的関係から因果関係は否定は
できないものの、脳出血発症直前まで一人で自動車
を運転して出かけワクチン接種後2日間何ら問題なく
生活できていたと推察され、また、高齢であること、発
見場所がトイレであったことを考えると、脳出血は特
発的に発症した可能性も高いと考えられる。しかし、
何れかは断定的なことは言えない。トイレに入るまで
は何ら問題がなかったのか、何らかの体調不良をき
たしてトイレに入ったのかなどの情報があると、もう少
し考察は可能かもしれないが、断定には至らないと思
われる。
※~1/20から変更なし。

死亡時画像診断 関連あり

273



γ

ワクチン接種当日の夜間に突然死したと報告された
症例であるが、御家族より当時の様子に関してさらな
る情報が得られたものの、得られている情報のみから
ワクチンと死亡の因果関係を評価することは困難であ
る。

γ

「ワクチンの互換」はMedDRAのSOC「外科および内科
処置」の下位に位置するPT・LTTである。副作用名と
して報告した意図が理解できない。剖検、死亡時画像 資料1-2-2-1 22088
診断等の情報もなく、突然死とワクチンの関係を評価
するには情報不足である。