資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (240 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1630
1631
87歳
82歳
1632
→報告者に 70歳
より取り下げ
1633
1634
61歳
88歳
1635
→他の新型
コロナワクチ
ン(スパイク
バックス)の
事例である
ことが判明し 86歳
たため削
除。
(~7/8の情
報に基づく)
男
女
女
女
男
女
2021年5月26日
2022年1月28日
2022年3月8日
不明
2022年3月1日
不明
2021年6月19日
2022年4月8日
2022年5月
不明(接種10日
後)
2022年4月13日
不明(接種の11
日後)
FA5829
FJ5929
1回目
3回目
入院中(療養型医療病棟)。ADL自立度は、ねたき
り。嚥下障害があり、嚥下食を摂取していた。
不明
1回目接種翌日の昼食及び夕食、接種2日後の朝食
→誤嚥性肺炎、食事摂取不良
の摂取不良。接種翌日に肺炎を発現。接種24日後
死亡。
(~7/8の情報に基づく)
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
誤嚥性肺炎
不明
→CT(誤嚥性肺
炎、左S6肺炎像)
(~7/8の情報に基づく)
状態悪化
(~7/8の情報に
基づく)
2022年2月中旬より咳。3回目接種34日後、受診し、
間質性肺炎として入院。接種41日後に転院、呼吸状
態悪化あり。接種42日後に転院。ステロイドパルス 間質性肺炎
療法、抗菌薬投与など行うも病状悪化。接種70日後
に死亡。
間質性肺疾患
不明
評価不能
無
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
評価不能
不明(他要因の
関与は否定しき
れないが、他に
明らかな原因は
見つかっていな
い)
γ
3回目
乳癌の手術歴があり、フォローアップで医療施設を
受診しているようであった。
3回目接種約2か月後に死亡。患者が診察券を持っ 脳梗塞
ていたため、警察から連絡があった。警察によると、
脳梗塞とのこと。
脳梗塞
不明
不明
不明
1回目
(~1/20の
情報に基
づく。)
文献報告に基づく症例。
接種3日後発熱、6日後ショック、10日後死亡。死因:
劇症型心筋炎
剖検(心筋は、不均一な色の変化を示した。両心室
の中等度の拡張及び弾力性の低下)、骨髄生検(血
劇症型心筋炎
球貪食)、組織学的検査(凝固性壊死。心筋炎はTリ
ンパ球と組織球優位の高度な炎症細胞浸潤によっ
て浸潤しており、上記の炎症細胞に加えて、好中球
の浸潤と核塵が顕著だった)、リンパ節スキャン(血
球貪食)
心筋炎
解剖、骨髄検査、
組織学的検査、リ 不明
ンパ節スキャン
不明
γ
3回目
病歴:アルツハイマー型認知症、高血圧、白内障、
緑内障、腎機能障害、鼠経ヘルニア、食道ポリー
プ、肺気腫、心肥大(内服治療終了)、喫煙歴なし、
飲酒歴あり
併用薬:アムロジピンOD、カンデサルタンOD、ドネペ
ジルOD、デュロキセチン、デエビゴ、オランザピン、
クエチアピン
3回目接種41日後午後、体温38.0℃、酸素飽和度
COVID-19
98%、咳嗽あり、呼吸苦なし。アセトアミノフェン坐剤
を挿入。夜、体温37.1℃、酸素飽和度98%活気な
し、食事拒否。接種42日後午前、体温36.7℃、パキ
ロビット服用開始、SARS-CoV2 PCR検査で陽性。接
種43日後夕方、両手足冷汗あり、酸素飽和度92%。
同日夜、車いす乗車のまま心肺停止の状態。死亡
確認。
COVID-19
血液検査、
SARS-COV-2
不明
PCR検査(陽性)
不明
γ
不明
2回目
文献報告に基づく症例。
心筋炎
10年前慢性リンパ性白血病を発症したが、状態安定
していた。
2回目接種7日後、胸痛で受診した。心電図上ST上
心筋炎、ウイルス性心筋炎(一般的
昇認めたが冠動脈に不安定病変なかった。左室壁
なウイルス性心筋炎であった可能
運動低下を認め、駆出率43.7%であった。接種11日
性は否定できない。)
後に死亡。
血性心嚢液が貯留し、左室壁を中心として広範囲に
心筋細胞脱落、マクロファージやTリンパ球の浸潤を
ウイルス性心筋炎
認め、心筋炎が考えられた。
ワクチン接種前の症例の病態や死亡時の状況に関する
情報が不足している。
関連なし
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
240
不明
評価に用いた報告内容注2
コメント
資料番号
ワクチン接種前の症例の病態や死亡時の状況に関する
情報が不足している。
※~1/20から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
不明
心筋炎は自然発生することも知られている疾患であるた
め、ワクチンによる心筋炎なのか、ワクチンとは無関係に
発生した心筋炎なのかを鑑別することは困難である。
COVID-19に罹患したが、直前のSpO2は92%であり、か
つ、車椅子に乗ることができた状態であったため、死亡が
COVID-19によるかどうかは不明であろう。他の情報がな
い。
※~12/16から変更なし。
解剖、左室血管
造影、心電図
γ
※~12/16から変更なし。
FL1839
不明
コメント
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
不明
γ
γ
心筋炎は自然発生することも知られている疾患であるた
め、ワクチンによる心筋炎なのか、ワクチンとは無関係に
発生した心筋炎なのかを鑑別することは困難である。
COVID-19に罹患したが、直前のSpO2は92%であり、か
つ、車椅子に乗ることができた状態であったため、死亡が
COVID-19によるかどうかは不明であろう。他の情報がな
い。
※~1/20から変更なし。
症例No