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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (279 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

33

75歳

不明 2022年12月15日 2022年12月16日 GJ1842

4回目

病歴:COPD、プレドニゾロン内服+吸入剤定期吸入、肺気
腫、慢性呼吸不全、重症呼吸不全、ネキシウム;グルコン酸カ
リウム;ビレーズトリエアロスフィア
肺気腫による慢性呼吸不全で2013/12~HOT導入、2021/10
~訪問診療開始。
2022/12/15午後0:30にCOVID-19ワクチン(4回目)ファイザー
社オミクロン対応2価ワクチンを接種。
接種直後のアナフィラキシーなどの体調不良なし。
12/15午後8時から38℃の発熱あり。ロキソニン内服
12/16午前1時ごろには38.8℃の発熱あり。
12/16午前10時には38.4℃の発熱あり。ロキソニンを再度内
服しHOTを4→5.5Lに増量。
12/16午前12時酸素7L必要 訪問看護から連絡あり。血圧低
肺炎、心膜炎
下と酸素化の悪化傾向あり。
入院治療をすすめるも在宅でのできうる範囲での加療を希望
された。
補液、抗生剤、ステロイド等の治療を開始も病状悪化の進行
早く、午後4時46分永眠された。
肺気腫による慢性呼吸不全は安定期もHOT4Lを必要とし、
重症呼吸不全が背景にあったが、1年近く安定療養経過。
12/15ワクチン接種日にはベッド上で会話疎通起居も良好で
あり、過去3回接種できており、接種を回避し罹患後重症化
するより、重症化予防するためのワクチン接種を家族が希望
していたこともあり、接種をおこなった。接種後6時間前後から
の高熱遷延からのショック移行であり、ワクチン接種が状態
悪化の契機になった可能性がある。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

症例No

肺炎

不明

評価不能

有(肺炎、心膜
炎)

-

-

γ

心膜炎と診断するには、胸痛などの自覚症状、心臓
に関する画像検査所見、心電図変化などの情報が必
要であるが、これらの所見がなく判断が困難である。
また、慢性呼吸不全が基礎疾患として持ち、肺炎や
資料1-2-2-1 22309
感染症などのリスクがある症例であるため、発熱や呼
吸不全増悪の原因に関しても、ワクチンが原因なの
か、肺炎などを併発したのか情報が乏しく判断が困難
である。

検死

評価不能

有(糖尿病)

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 22312

不明

不明

不明

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 22274

心膜炎

病歴:糖尿病(コントロール不良、HbA1cは8.5)、高血圧(14-15年
前より高血圧と糖尿病にて治療中で2019年より当院投薬)
併用薬:1)カムシア配合錠LD(1T) 、ルセフィ錠5mg(1T) 分1朝食
後、2)エクメット配合錠HD(1T) 分2朝食後と夕食後、3)グリメピリド
錠1mg(4T)分2朝食後と夕食後、5)ロキソニンテープ50mg。
10月1日インフルエンザワクチン予防接種施行。

34

35

73歳

83歳





2022年11月29日 2022年12月6日

2022年12月13日 不明

GJ7141

GJ2674

5回目

5回目

新型コロナワクチン予防接種4回目2022年8月9日(ファイザー)、5回
目2022年11月29日コミナティRTU筋注施行。
12月4日外食で寿司を食べたとのこと。12月5日より心窩部不快感
と嘔吐があり。12月6日も心窩部不快感と嘔気と食欲不振が続くた
め午前8時30分当院来院。昨日より嘔気で食事がとれていないとの
こと。下痢無し。来院時体温36.1℃、血圧121/78、脈98、酸素飽和
度97%であった。聴診で不整脈無く呼吸音も正常。腹部にも圧痛
無く腹膜刺激症状無し。明らかな胸痛や腹痛は無いが心窩部は不
快感か痛みかはっきりしない様子であった。SARS-COV-2抗原検
査は陰性。プリンペラン点滴静注し、血液検査施行。尿検査は潜血 不明
(±)、糖(+++)、蛋白(+)であった。点滴終了後診察した。
やや気分よくなりまた嘔気もなくなった。胸痛や腹痛もないとのこと
で午前11時ごろ帰宅し、疲労感のためベッドで臥床。
午後3時50分頃検査会社より当院にFAXにて血液検査の結果が知
らされてきた。AST229、LDH945、CK2325、CRP(4+)、白血球
16500と高値にて直ちに再び来院するよう促すため、複数回にわた
り連絡を試みるが、つながらず。午後5時頃に自宅の固定電話につ
ながり主人が電話に出たため、検査結果説明しすぐ来院する様に
説明。主人が部屋に行き本人に呼びかけるも応答はなく、救急要
請するように説明。その後救急車すぐ来るも蘇生できず死亡してい
たとのことで搬送されず。その後警察が検死をした。死亡推定時刻
は午後0時頃。
本年11月25日特定健診施行。心電図検査は時計回転だけ。尿検
査は潜血(-)、糖(++)、蛋白(+)であった。
血液検査所見より心疾患を疑う。ワクチン接種約1週間後で関係は
不明。

基礎疾患等:糖尿病、前立腺肥大、高血圧、不眠、不穏、末梢循環
不全、認知症、介護を受ける生活、胃腸障害予防
併用薬:トラゼンタ、デュタステリド、アムロジピン、ロゼレム、トラゾ
ドン、シロドシン、ビオフェルミンR、ベルソムラ、リマプロストアル
ファデクス。
発熱、嘔吐
2022/12/14、患者は発熱、呼吸停止の症状で病院に来院した。
呼吸確保し、心臓マッサージをしながら救急車が要請された。
後日、患者の家族が、患者の死亡を通知した。
死亡日は不明であった。

不明

嘔吐

発熱

279