資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (235 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
不明
→FM3289
1607
92歳
女
2022年2月16日
2022年4月10日
(~5/13の
情報に基
づく(集計・
3回目
専門家評
価対象期
間(~
4/17)後に
報告された
内容))
病歴:骨粗鬆症、認知症、パーキンソン症候群、逆
流性食道炎、亜鉛欠乏
要介護度は2で、ADL自立度はB1だった。嚥下機
能、経口摂取は異常なし。
併用薬:シンメトレル、エルデカルシトール、エビス
タ、ラベプラゾールナトリウム、ノベルジン
3回目接種の約1ヵ月後の2022年4月10日に死亡し
た。死因は、血小板減少症(血小板数:50,000
(2022/01/31);155,000(2022/03/14); 2,000
(2022/03/28))、出血症状。
3回目接種40日後、家族が下血、口内出血、皮下出
血(多数)に気付き、救急外来を受診。血液検査で
血小板数0.2万/µLに著減。抗血小板抗体弱陽性、
PA‐IgG著増。血小板輸血で血小板数回復せず、そ
の他の所見も含めて特発性血小板減少性紫斑病と
判断。輸血、大量免疫グロブリン、ステロイドで症状
改善せず、脳出血を併発し死亡。もともと血小板数
が少なく、正常値未満だったことが何度かあったよう
で、特発性血小板減少性紫斑病はもともと存在して
いたと思われる。
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
血小板減少症
出血
血小板減少症、出血症状、血小板
減少性紫斑病、脳出血、胃腸出血
(~6/10の情報に基づく(集計・専 血小板減少性紫斑病
門家評価対象期間(~5/15)後に報
告された内容))
(~6/10の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~5/15)後に報告された内容))
血液検査、頭部
CT
不明
(~6/10の情報 →評価不能
に基づく(集計・
専門家評価対象 (~6/10の情報
期間(~5/15)後 に基づく)
に報告された内
容))
不明
→有
※詳細の記載
なし
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
(~6/10の情報
に基づく)
脳出血
胃腸出血
キャッスルマン病
1608
42歳
男
不明
不明
不明
2回目
文献報告に基づく症例。
1回目接種後、食欲喪失、全身倦怠あり。2回目接種翌日
から、高熱(>38℃)が出現。発熱、食欲不振、全身倦怠
感が2週間続き、その後腹部膨満、体重増加したため、受
診。入院時、体温37.2℃、血圧125/86mmHg、脈拍98回/
分、呼吸数16回/分、酸素飽和度98%(室内気)。入院94 TAFRO症候群、多剤耐性クレブシ
日目に死亡。解剖で、腹水、胸水、肝腫大、脾腫、骨髄線
エラ菌性肺炎、腹水、胸水、肝腫
維症を認めた。後腹膜リンパ節腫大で炎症性変化のみを
認め、異型リンパ球はなく、アミロイド沈着は認めなかっ 大、脾腫、骨髄線維症
た。死因:TAFRO症候群、多剤耐性クレブシエラ菌性肺
炎、腹水、胸水、肝腫大、脾腫、骨髄線維症。CTで、胸
水、腹水、門脈周囲性、浮腫、軽度肝脾腫大、軽度リンパ
節腫脹(縦隔、後腹膜、短軸径約6mm)を認めた。
(~7/8の情報に基づく)
クレブシエラ感染
クレブシエラ菌性肺炎
腹水
胸水
解剖、血液検査、
CT、骨髄検査、
皮膚生検、血液・ 不明
尿・喀痰培養、心
エコー、PET検査
不明
γ
文献報告である。ワクチン接種後の発症であるが、キャッ
スルマン病、TAFRO症候群はまれな疾患でありワクチン
接種と関連づけるこれまでの報告や免疫学的な研究はな
い。剖検結果も非特定な炎症性変化が主体で、現時点で
因果関係を評価することは難しい。
γ
※~12/16から変更なし。
肝腫大
文献報告である。ワクチン接種後の発症であるが、キャッ
スルマン病、TAFRO症候群はまれな疾患でありワクチン
接種と関連づけるこれまでの報告や免疫学的な研究はな
い。剖検結果も非特定な炎症性変化が主体で、現時点で
因果関係を評価することは難しい。
※~1/20から変更なし。
脾腫
骨髄線維症
不明
→3回目
1609
1610
97歳
61歳
女
女
不明
2022年4月21日
不明
2022年4月22日
不明
FN9605
(~6/10の
情報に基
づく(集計・ 集団接種会場でワクチン接種を受け、帰宅後に急性
急性心筋梗塞
専門家評 心筋梗塞で死亡した。
価対象期
間(~
5/15)後に
報告された
内容))
3回目
セフェム系抗生剤でアレルギー歴あり
うつ病で抗不安薬、抗精神病薬の服用あり、慢性肝
炎の既往があり内服薬服用中
3回目接種翌朝から38度の発熱あり。しんどそうにし
ていた。午前10時45分、ストーブの前でうつ伏せで
不詳の内因死
倒れていた。呼びかけに反応なく、人工呼吸を行い
救急要請した。救急隊接触時、心肺停止状態であっ
た。搬送後、心肺蘇生法を継続し、アドレナリン注射
1mg 6本投与するも改善なし。正午過ぎに死亡確
認。解剖を進めるも家族としては希望されなかった。
急性心筋梗塞
不明
不明
不明
γ
心筋梗塞発症前の心機能評価など基礎疾患の情報が不
明。
γ
※~12/16から変更なし。
不明
不明
評価不能
235
無
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
心筋梗塞発症前の心機能評価など基礎疾患の情報が不
明。
※~1/20から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
症例No