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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (236 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

不明
→FK0595

2022年2月6日
1611

67歳



(~7/8の情報に
基づく)

2022年4月26日

(~7/8の
情報に基
づく)

3回目

病歴:両側白内障手術、骨粗鬆症、輸血、喫煙歴あ

2022年2月6日又は2月7日に、3回目接種。2月9日か
ら、発熱しなかなか解熱せず受診。成人発症スチル
病の診断。プレドニゾロンやトシリズマブを投与する
も難治。経過の中で、サイトメガロウイルス感染をき
たした。肝不全が疑われ、4月21日、報告医療機関
へ転院。転院時、凝固異常があり、頭部CT撮像にて
脳出血併発が判明。その後他界された。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

悪性リンパ腫
スチル病
悪性リンパ腫、凝血異常、発熱、サ
イトメガロウイルス感染、肝不全、 サイトメガロウイルス感染
脳出血
肝不全
(~9/2の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(~8/7)後に報告 凝血異常
された内容))
脳出血

頭部CT、解剖、
血液検査、結腸・
食道胃十二指腸
内視鏡検査、尿
評価不能
検査

不明

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~7/8の情報に
基づく)

(~7/8の情報に基づく)
発熱

1612

62歳



2022年2月11日

2022年4月9日

不明

3回目

薬・食べ物・その他製品にアレルギーなし。その他病
歴なし。併用薬なし
2021年7月と8月にコミナティを接種し、大きな副反応
なし。
3回目接種後微熱を発症した。接種6日後、手と肘の
後ろに紅斑を発症した。椅子から立ち上がるのが困
難になり始め、接種13日後、指の腫れが悪化し、救
急外来を受診。CTで間質性肺炎と診断された。接種
19日後に、手と肘の両方にゴットロン徴候、手のひら
に逆ゴットロン徴候、爪周囲紅斑、筋肉痛、抗MDA5
抗体陽性を認め、皮膚筋炎と診断された。低酸素血
症を呈した。定期的な健康診断で、糖尿病と診断さ
れたことはなかったが、抗GAD抗体(225.8U/mL)が
陽性で緩徐進行1型糖尿病と診断された。皮膚筋炎
性間質性肺炎を発症。経過中に緩徐進行1型糖尿
病も併発した。
皮膚筋炎性間質性肺炎に対して、ステロイド、シクロ
ホスファミド静注療法、タクロリムスの治療を受け、
血漿交換療法も行った。ワクチン接種前の時点で
COVID-19と診断されず。接種後46日目に脳梗塞を
発症。接種57日後呼吸不全で死亡、死因は間質性
肺炎であった。

間質性肺疾患

呼吸不全

(~6/10の情報に基づく(集計・専 皮膚筋炎
門家評価対象期間(~5/15)後に報
告された内容))

(~6/10の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~5/15)後に報告された内容))

1613

81歳



2022年2月24日

2022年3月23日

FK0595

3回目

不明
不明
→CT、血液検査 →関連あり

皮膚筋炎性間質性肺炎、低酸素
症、1型糖尿病

パーキンソン病(2010年~、 2019年1月15日から入院、
パーキンソン病のために全臥床状態)、肥満、脂質異常

3回目接種翌日午後、左下肢(足関節~足趾)に疼痛を発
現し、暗紫色に色調変化が出現した。左膝窩動脈以遠で
触知できなかった。ABI(足関節上腕血圧比)は、測定不
能であった(右は1.08で基準値内)。超音波検査では左膝
窩動脈内に血栓が認められ、急性下肢動脈閉塞と診断さ
れた。接種11日後、皮膚の潰瘍形成、滲出液があった。
誤嚥性肺炎
血液検査で白血球の上昇があり、虚血肢の感染が疑わ
れたため、セファゾリンの点滴を開始した。接種12日後、
メロペネムに変更した。下肢虚血の改善が得られなかっ
た。接種14日後、血栓除去を行い、足先までの血行再建
に成功した。皮膚の状態が悪く、膝下で切断した。その後
(日付記載なし)、誤嚥性肺炎を併発した。

(~6/10の情報
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~5/15)後
に報告された内
容))

(~6/10の情報
に基づく(集計・ 不明
専門家評価対
象期間(~
5/15)後に報告
された内容))

γ

(コメント無し)

γ

(コメント無し)

低酸素症

1型糖尿病

誤嚥性肺炎

下肢超音波検査
(左膝窩同脈に
血栓あり)、ABI検
査、血液検査、細
菌培養 (左足趾 評価不能
浸潤液により
MRSA 3+)、
Covid-19 抗原検
査(陰性)



上部消化管内視
鏡検査(十二指
腸多発びらん)、
病理学的検査
(粘膜下層に細
血管壁フィブリノ
イド壊死や好中
球浸潤を認め
た)、皮膚生検
不明
(真皮浅層から中
層の血管に好中
球浸潤や血管壁
フィブリノイド壊死
を認めた)、尿蛋
白増加(尿中蛋
白/クレアチニン
比:6.9g/gCr(治
療前3.6g/gCr))

不明

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~6/10の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間(~
5/15)後に報告された内容))

1614

75歳



2021年8月(日付
不明
不明)

不明

2回目

遠隔転移を伴う乳がん、乳がん手術(2019年12月)、
化学療法歴あり。
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(IgA
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病
2回目接種14日後に、紫斑が発症し、IgA血管炎と診 血管炎)
断された。

236

γ

接種日の進行乳癌に対する治療およびその影響による
免疫能、全身状態が不明。
※~12/16から変更なし。

γ

接種日の進行乳癌に対する治療およびその影響による
免疫能、全身状態が不明。
※~1/20から変更なし。

症例No