資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (345 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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2022/11/05、14:18 ごろ、報告者とは異なる医師により新型コロナウ
イルスワクチン接種を受けた。患者は体調に変化なしと述べた。
14:20 ごろ、待機場所に歩いて移動した。
14:25 ごろ、咳が出始めたため、看護師は患者に声をかけ、患者は前
方に歩いてくるも途中で座り込んだ。看護師は車いすで患者を介助
し救護室へ移送した。患者はワクチン接種前から体調が悪かったと
看護師に話した。看護師より気分が悪い人がいると呼ばれ、報告者
は救護室へ向かった。
14:28~14:29 ごろ、初診を実施した。顔面蒼白および呼吸苦の訴え
があった。ぱっと見てわかるような明らかな粘膜所見なし、皮膚所
見なし、掻痒;感なしであった。消化器症状の訴えはなかった。聴診
により明らかな喘鳴は聴取できなかった。意識はあったが、呼吸促
拍しており、会話は単語程度を断続的にできるのみであった。バイ
タルチェックが指示された。SpO2 60%台であったため再検が指示さ
れ、酸素 5L 投与を開始、救急要請された。
14:30 ごろ、バイタルチェック中に嘔気出現、泡沫状のピンク色の血
痰が排出された。血痰は鼻腔からも溢れた。
14:34 ごろ、意識レベル低下したため、臥位にされた。呼吸停止、総
頚動脈/鼠径動脈触れず、bystander 心肺蘇生法(CPR)を開始した。
14:35-14:36 ごろ、自動体外式除細動器(AED)が装着された。しかし
ショックの必要なしで CPR は継続した。エピネフリンを静脈内投与
を試みるも、静脈路確保できず、CPR は継続した。
14:40 ごろ、心拍および自発呼吸は再開したが、あえぎ様呼吸が認め
られた。
。
14:42 ごろ、再び心肺停止になり、CPR を再開した。
ほぼ同時に救急隊が到着し、14:55、病院へ救急搬送された。救急車
内でも心静止は継続し、瞳孔散大対光反射なしであった。
15:15 ごろ、第 3 次救急病院に到着し引き継がれた。
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