資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (35 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
脳梗塞の診断で通院中(2016/5/2から)、慢性心不
全(2017/12から)、脂質異常症、逆流性食道炎、高
ホモシステイン血症、慢性胃炎
222
89歳
女
2021年6月1日
2021年6月8日
FA2453
1回目
胸部大動脈瘤破裂
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
大動脈瘤破裂
胸部CT
評価不能
ロトリガ、ネキシウム、フォリアミン、ノイロビタン、ガ
スモチン、人工涙液マイティア
(~8/4の情報に基づく)
有(解離性大動
脈瘤の破裂)
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
コメント
既往などから、胸部大動脈瘤(解離性大動脈瘤を含む)
のリスク因子を有していたことが示唆され、経過に影響を
与えた可能性がある。ワクチン接種が胸部大動脈破裂に
よる死亡に与えた影響は不明である。
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
※~12/16から変更なし。
コメント
資料番号
既往などから、胸部大動脈瘤(解離性大動脈瘤を含む)
のリスク因子を有していたことが示唆され、経過に影響を
与えた可能性がある。ワクチン接種が胸部大動脈破裂に
よる死亡に与えた影響は不明である。
※~1/20から変更なし。
既往歴に胃ガン、腹壁瘢痕ヘルニア、2型糖尿病、
膀胱ガン術後、椎骨動脈狭窄症
223
79歳
男
2021年6月7日
2021年6月8日
EY5420
2回目
併用薬:ネキシウム、シルニジピン、ナトリックス、
シュアポスト、フェブリク、
心停止
メトグルコ、シロスタゾール、アトルバスタチン、ノイロ
ビタン、ファモチジン、パラセタモール、トラムセット、
タフマックE、セレコキシブ
心停止
不明
→死亡時画像診
断、血液検査
評価不能
不明
γ
(~8/4の情報に
基づく)
死因に関する情報が得られておらず、ワクチンと死亡の
因果関係は評価できない。
γ
※~12/16から変更なし。
死因に関する情報が得られておらず、ワクチンと死亡の
因果関係は評価できない。
※~1/20から変更なし。
(~8/4の情報に基づく)
224
225
88歳
97歳
男
女
2021年5月18日
2021年5月12日
2021年5月20日
2021年5月18日
EY0779
EW4811
1回目
1回目
睡眠時無呼吸症候群
既往歴:左大腿骨頸部骨折、糖尿病、糖尿病性腎
症、高血圧:アムロジピン、不安定狭心症、高脂血
症、心拡大(CTR58% H30.12.20)、便秘:センノシド、
うつ病の疑い:パロキセチン、夜間せん妄の疑い:リ
スペリドン、頸骨全面軽度浮腫あり
肺胞出血
肺胞出血
ワクチン接種後の血栓形成による アナフィラキシー反応
冠動脈の一過性閉塞
→アナフィラキシーで冠動脈攣縮又
は冠動脈プラークの破錠が起こり、
急性心筋梗塞(Kounis症候群)を発
症
コーニス症候群
(~12/24の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(~12/5)後に報
告された内容))
急性心筋梗塞
226
227
94歳
76歳
女
男
2021年6月3日
2021年5月12日
2021年6月6日
2021年5月16日
不明
不明
2回目
1回目
無
無
→心房細動、C型肝硬変
併用薬:リバロキサバン(イグザレルト10)
不明
右小脳梗塞
90歳
女
2021年6月2日
2021年6月7日
FA2453
1回目
無
評価不能
不明
γ
不明
→血液検査、心
エコー、心電図
(~12/24の情報
関連あり
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~12/5)後
に報告された内
容))
不明
解剖
小脳梗塞
不明
→頭部・体幹部
CT、頭部MRI、血
液検査
評価不能
(~8/4の情報に基づく)
228
CT
評価不能
不明
γ
不明
不明
※~12/16から変更なし。
ワクチン接種後に生じた症状は一旦改善に向かい、退院
した直後に死亡確認となっている。死亡時画像診断や剖
検は実施されておらず、死因は不明である。病態につい
て様々な考察がなされているものの、根拠に乏しく、高齢
であることや、多くの疾患を有していたことを考慮すると、
原因を特定することは極めて困難であると考える。
γ
γ
※~12/16から変更なし。
有(1ヶ月前から
38℃台の発熱
を繰り返してい
たとのことであ
るが詳細不明
γ
不明
γ
剖検は実施されているが死因は明確にされていない。接
種前から体調不良であったことが示唆されているが、詳細
は不明である。ワクチンと死亡の因果関係は評価できな
い。
経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。
γ
不明
γ
死因に関する情報は得られておらず、ワクチンと死亡の
因果関係は評価できない。
γ
230
85歳
90歳
男
男
2021年5月21日
2021年5月24日
2021年5月25日
2021年6月6日
EY2173
EX3617
1回目
1回目
無
→胃がん術後
呼吸器不全
呼吸不全
不明
評価不能
不明
γ
経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。
ワクチン接種後に生じた症状は一旦改善に向かい、退院
した直後に死亡確認となっている。死亡時画像診断や剖
検は実施されておらず、死因は不明である。病態につい
て様々な考察がなされているものの、根拠に乏しく、高齢
であることや、多くの疾患を有していたことを考慮すると、
原因を特定することは極めて困難であると考える。
剖検は実施されているが死因は明確にされていない。接
種前から体調不良であったことが示唆されているが、詳細
は不明である。ワクチンと死亡の因果関係は評価できな
い。
経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。
※~1/20から変更なし。
γ
※~12/16から変更なし。
229
※~1/20から変更なし。
※~1/20から変更なし。
※~12/16から変更なし。
評価不能
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
※~12/16から変更なし。
(~8/4の情報に
基づく)
不明
(コメント無し)
死因に関する情報は得られておらず、ワクチンと死亡の
因果関係は評価できない。
※~1/20から変更なし。
γ
経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。
(~8/4の情報に基づく)
※~12/16から変更なし。
※~1/20から変更なし。
脳梗塞、左大腿骨転子部骨折術後、右内頚動脈狭
窄、脂質異常症、急性胆嚢炎の既往(2020年から)、
皮膚搔痒症
バイアスピリン錠、アスピリン腸溶錠
自己免疫性溶血性貧血
100mg、エピナスチン20mg、センナ(頓服)内服中
AIHAとITPが複合的に生じた可能性は否定できない。直
接・間接クームス試験陽性、LDH上昇、ハプトグロビン低
下はAIHA、血小板数3.3万(6/6)はITPに合致するが、
MCV上昇はmacrocytic anemiaとAIHAによる網赤血球増
加の相乗効果と思われる。ただしLDH上昇は軽度。ビタミ
ンB12上昇はメチコバール投与によるもの。sIL-2Rが4806
と著増していることはリンパ球の活性化を示している。CT
の細かい読影があれば、有り難い。
AIHAとITPが複合的に生じた可能性は否定できない。直
接・間接クームス試験陽性、LDH上昇、ハプトグロビン低
下はAIHA、血小板数3.3万(6/6)はITPに合致するが、
MCV上昇はmacrocytic anemiaとAIHAによる網赤血球増
加の相乗効果と思われる。ただしLDH上昇は軽度。ビタミ
ンB12上昇はメチコバール投与によるもの。sIL-2Rが4806
と著増していることはリンパ球の活性化を示している。CT
の細かい読影があれば、有り難い。
血液検査、胸腹
骨盤腔CT
自己免疫性溶血性貧血
関連あり
(~8/4の情報に
基づく)
(~8/4の情報に基づく)
無
γ
※~12/16から変更なし。
35
γ
※~1/20から変更なし。
症例No