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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (280 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

症例No

横紋筋融解症

36

79歳



2022年11月20日 2022年11月23日 GJ1836

5回目

病歴:左乳癌術後(リンパ節郭清あり)20年前発現、左乳癌術
後(リンパ節郭清あり)20年前発現、反復性左上肢蜂窩織炎
(乳癌術後より発現)、高血圧、変形性頚椎症、腰部脊柱管
狭窄症
11/20左上肢ワクチン接種、11/21左上肢痛・発赤腫脹、
11/22症状悪化し体動困難、近医受診しCRP高値で紹介受
診。来院時検査CRP24.13mg/dL、PCT44.53ng/ml、
PLT7.2^4/μl、FDP247.4μg/mlと敗血症、DICをきたしてい
た。ICU管理となった。左上腕、発赤、腫脹、皮下出血あり。
急速に横紋筋融解、高K血症が進行。CHDFを施行。さらに
下顎硬直をきたし挿管困難で輪状甲状間膜切開・気管切開
を施行した。諸集中治療にもかかわらず高K血症持続。
11/23 23:43死亡。
ワクチン接種、接種部位の蜂巣炎、劇症型溶連菌敗血症、
DIC、横紋筋融解症、急性腎不全、高K血症となり死亡(血培
グラム染色で直鎖球菌+)。

高カリウム血症
播種性血管内凝固
横紋筋融解症、高カリウム血症、播 敗血症
種性血管内凝固、敗血症、急性腎
不全、菌血症、多臓器不全、劇症
型溶血性レンサ球菌感染症
急性腎障害

不明

不明

不明

-

-

γ

劇症型溶連菌感染症、蜂窩織炎→横紋筋融解症→
DI C、敗血症、急性腎不全。これら一連の病態に合
致する検査結果ですが、COVID-19ワクチンで溶連菌
感染症をきたすか、というと疑問が残ります。ワクチン 資料1-2-2-1 22113
による副反応とするよりも接種行為自身あるいは被接
種者のバックグラウンドの情報(接種前の情報)が不
足しているように思われます。

-

-

γ

ワクチン接種が引き金となった可能性は否定できませ
んが、基礎疾患で突然死リスクも高いため、左記評価 資料1-2-2-1 22327
としました。

菌血症
多臓器機能不全症候群
劇症型溶血性レンサ球菌感染症

37

38

79歳

102歳





2022年12月20日 2022年12月21日 GL8592

2022年12月22日 2022年12月23日 GJ1852

5回目

基礎疾患等:心臓病(慢性心不全、慢性心房細動)、アルツハ
イマー型認知症、脳動脈瘤
併用薬:エリキュース;マグミット;ドネペジル;タケキャブ;オルメ
サルタン;ビソプロロールフマル酸塩;ドネペジル;ラシックス;リ
ピトール;アルダクトンA。
2022/12/20 14:00頃ワクチン接種。12/21午前、体がふらつ
不明
き、左上腕部の接種部位疼痛を訴えた。11:20頃、患者が部
屋で倒れていると報告があり、報告者が部屋に駆け付ける
と、患者は口から唾液を垂らしている状態であった。その頃に
はまだ頸動脈触れたが血圧測定できず。すぐ呼吸も頸動脈
も触れず心肺停止となる。その後救命処置を行うも蘇生され
ず午後0:35死亡確認。

不明

不明

評価不能

有(心臓病、脳
動脈瘤)

5回目

基礎疾患等:高血圧、狭心症あり。ラシックス(40)IT、カルブ
ロック(8)IT、センノシド(12)2T、オメプラール(10)IT、ニトロダー
ム処方。アレルギーなし。
接種15分経過後、血圧低下、呼吸困難、意識レベル低下、チ
アノーゼ、血圧SPO2測定不能、ショック状態。
12:55PM酸素5L 開始。点滴ソルデム3A1000ml施行。
アナフィラキシー
1:12PM血圧90/67、SPO2 82%。3:00PM熱35.9、脈80、血圧
102/66、SPO2 99%痛覚あり。手足の冷感あるも唇のチアノー
ゼ改善。R4/12/22 22:00PM血圧97/63、脈76。以後血圧低
下有り。呼吸減弱、痛覚、睫毛反射(-)SPO2、血圧、脈、測定
できず。R4/12/23 8:50AM死亡確認。

アナフィラキシー反応

不明

関連あり



-

-

γ

ワクチン接種後15分後にショック状態になったと思わ
れる。記載されている症状は全てショックで説明可
能。一旦、軽快したものの、翌日に死亡となった。な
お、アナフィラキシーにみられる皮膚症状はなかっ
資料1-2-2-1 22337
た。アナフィラキシーとは言えないが、ワクチンを契機
にショック状態が起きた可能性は考えられるが、情報
不足のため評価困難。

不明

不明

評価不能

不明

-

-

γ

直接的な死因と心肺機能などの情報が不十分で本剤
資料1-2-2-1 22348
と死亡との因果関係は評価できない。

不明

評価不能

有(肺高血圧、
右心不全による
突然死)

-

-

γ

元来より肺線維症を有しており、死亡までの臨床的情
報が不十分なので本剤との因果関係を評価すること 資料1-2-2-1 22360
は困難である。

39

83歳



2022年12月8日

2022年12月23日 GL1585

5回目

内服薬:イグザレルト
R4/12/8ワクチン接種を受け、夕方に発熱があったとのこと。
その後からいつもより動けなくなり日中も横になって過ごすよ
うになった。数日経っても解熱しないため12日にかかりつけで
新型コロナウイルスの検査するも陰性だったとのこと。解熱
不明
剤で様子見るも15日位からほとんど動けなくなった。22日夜
に息苦しさあり救急要請。広範囲の褥瘡を認め入院。23日に
皮膚科、救急科コンサルトとなるも処方するも状態悪化し死
亡。発熱きっかけに体動困難となり、その原因はワクチン注
射である可能性がある。ワクチンとの関連はないといえない。

40

87歳



2022年12月21日 2022年12月21日 GJ2674

5回目

基礎疾患等:間質性肺炎にてプレドニン5mg/day
間質性肺炎、肺線維症あり、HOT導入(O2:3L/分)し入院、長
期療養されていた。プレドニン5mg/day投与し、ここ最近は小
肺高血圧症、右心不全
康状態なりに安定。2022/12/21ワクチン5回目予防接種実施
直後はバイタル変化無く経過したが、同日夜に呼吸停止して
いるところを発見、死亡確認。

41

92歳



2022年12月15日 2022年12月16日 GJ5751

5回目

2022/12/15、患者は5回目のワクチン接種。2022/12/16、死
亡(推定された)。2022/12/17、死体の検案を実施。
患者は独居女性であった。患者の娘は近隣に住んでおり、
2022/12/16、患者は娘の自宅で入浴した。患者は浴槽で浮
心機能不全
かんでいるところを発見された。報告では、ワクチン接種後に
摂氏37度程度の発熱があり、家族は不調の報告も聞かな
かった。死体の検案が実施されただけであったため、詳細な
情報はなかった。

42

89歳



2022年12月16日 2022年12月18日 GJ5751

5回目

死亡推定時間は、2022/12/18 18:00頃であった。2022/12/18
の夕方に、患者はデイサービスへ行った後に帰宅した。患者
は孫と暮らしていた。2022/12/18 21:00頃、孫が帰宅した時
心機能不全
に、自宅の台所で患者が倒れているのを発見した。死体の検
案が実施された。特に詳細な情報はない。死因は心機能不
全である。

肺高血圧症

右心不全

心不全

検案

不明

不明

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 22326

心不全

検案

不明

不明

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 22330

280