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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (202 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

大動脈解離

心嚢内出血

1449

82歳



2022年2月7日

2022年2月8日

不明

3回目

予診票での留意点は不明
接種翌日未明、就寝中に胸があぶつくと言い水分摂 急性大動脈解離、心嚢内出血、血
取。直後意識なく倒れている状態であったため、救 胸、大動脈解離破裂、循環虚脱
急要請。CPA継続のまま搬送、心電図波形は心静
止、蘇生行ったが自己心拍再開は得られず、2月8日 (~4/13の情報に基づく)
5:21に死亡確認。

血胸

大動脈解離破裂

心電図、胸部、頭
部、腹部CT
(Stanford Aの急
性大動脈解離を
認める。上行から
下行大動脈に解
離が見つかった。
評価不能
血性心嚢液貯留
が見つかる。左
血胸が見つか
る。)

有(胃、心臓の
ことで通院して
いるという情報
のみのため、評
価困難)

γ

有(高度肥満
(WHO)、
BMI=37.2)

γ

不明

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~4/13の情報
に基づく)

循環虚脱

肺動脈血栓症

1450

1451

72歳

73歳





2021年7月14日

2022年1月21日

2021年7月17日

2022年1月23日

FC5295

不明

2回目

不明

肺動脈血栓症

予診票での留意点は不明
塞栓症
2021年6月23日新型コロナワクチン1回目接種(コミ
ナティ筋注、FA7812)
2回目接種の翌日、翌々日はは通常通りの生活、接
種3日後はいつも通り起床したが、朝食後「足の甲が
心筋炎
痛い」「手と口が震える」等を訴え、トイレに行く途
中、前のめりに転倒。息づかいが荒くなり救急搬送。
搬送先で一旦心拍再開するも死亡確認された。

塞栓症

(~3/18の情報に基づく)

閉塞

閉塞

細胞診異常

細胞診異常

病歴:下痢、脳梗塞、高血圧、便秘、高脂血症
併用薬:アスピリン、ワーファリン、アムロジピン、アト
ルバスタチン、シルニジピン、ビソプロロール、ネキ
シウム、センノシド
脳梗塞
接種日に下痢発現、接種2日後脳梗塞がみられ当
日死亡に至ったとのこと。

心筋炎

脳梗塞

解剖(肺動脈幹
部に鞍状血栓を
認めず)、病理組
織検査(ホルマリ
ン固定肺の矢状
断面で肉眼的に
肺動脈の血栓に
よるびまん性閉
塞を認め、光顕
観察でも肺門か
ら末梢まで血栓 不明
塞栓症の存在を
確認。心臓
(499g)において
も血管内に多数
の炎症細胞の異
常増多を認め、
標的組織(心筋)
への動員中と判
断。心筋炎発症
間際と考える)

不明
→血液検査(普
段と同様)
(~5/13の情報
に基づく)

不明
→評価不能
(~5/13の情報
に基づく)

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~5/13の情報に基づく)

血小板減少症を伴う血栓症

1452

71歳



2021年7月4日

2021年7月7日

FA7338

2回目

予診票での留意点は不明
病歴:バセドウ病(手術歴あり)、不整脈、肝硬変、眼
アミロイドーシス、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血
症、甲状腺機能低下症、心拍障害
併用薬:オルメサルタンOD、ピタバスタチン、フェブリ
ク、チラージンs、クロチアゼパム、ブロムフェナク、コ
ソプト
2回目接種後、帰宅し、食事して昼寝。15:00頃に起
きておやつを食べている途中、意識障害、左片麻痺
出現し、搬送。右内頸動脈閉塞による超急性期脳梗
塞であった。画像上、広範な虚血巣が出現しており、
急性期の血行再建術の適応とはならなかった。保存
的加療を継続したが、脳ヘルニアとなり永眠。

血小板減少症を伴う血栓症、脳ヘ
ルニア、大脳動脈塞栓症、塞栓性
脳卒中

脳ヘルニア

画像診断、心電
図、Covid-19
PCR検査(陰
性)、頭部CT、頭
部MRI、心エ
評価不能
コー、胸部X線

(~4/13の情報に基づく)
大脳動脈塞栓症

(~4/13の情報
に基づく)

(~4/13の情報に基づく)
塞栓性脳卒中

202

有(左室肥大)

γ

新たに血小板減少(15万/uL未満)を認めること、画像診
断において血栓症/血栓塞栓症の存在が確認されている
ことからブライトン分類を「1」と評価するものの、以下の点
等から接種との因果関係を判定するための情報が不足し
ていると考えます。
・鑑別診断に必要な情報の不足(心原性脳塞栓症・TTP・
ITP・APS等)
・抗体検査に関する情報の不足(抗PF4抗体(ELISA法))
※~12/16から変更なし。

γ

新たに血小板減少(15万/uL未満)を認めること、画像診
断において血栓症/血栓塞栓症の存在が確認されている
ことからブライトン分類を「1」と評価するものの、以下の点
等から接種との因果関係を判定するための情報が不足し
ていると考えます。
・鑑別診断に必要な情報の不足(心原性脳塞栓症・TTP・
ITP・APS等)
・抗体検査に関する情報の不足(抗PF4抗体(ELISA法))
※~1/20から変更なし。

症例No