資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
高血圧症、腹部大動脈瘤(2017/12/18から)
174
93歳
男
2021年5月27日
2021年6月2日
EY2173
1回目
併用薬:2017/12より高血圧のため、ベニジピン塩酸
塩(コニール錠2mg)、2018/4より逆流性食道炎のた
め、エソメプラゾールマグネシウム(ネキシウムカプ 腹部大動脈瘤破裂
セル10mg)、2020/11より便秘のため、酸化マグネシ
ウム(マグミット錠330mg)660mg
大動脈瘤破裂
不明
評価不能
不明
β
(~7/21の情報に基づく)
コメント
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
91歳
女
2021年6月2日
2021年6月3日
FA4597
1回目
無
→脳梗塞(2021/2/20から)、肺炎(2021/2から
2021/3まで)、気管支炎、寝たきり状態
併用薬:気管支炎に対するツロブテロールテープ
老衰
マラスムス
不明
評価不能
有(老衰)
γ
コメント
資料番号
93歳
H29年12月(4年前):腹部大動脈瘤の診断 48mm.
経過観察
H30年6月,11月,令1年6月,令2年7月に経過観察
令和2年7月(10ヶ月前):H29年48mmであったもの
が,1cmの拡大確認されたが経過観察となった.
令和3年5月27日:ワクチン接種
令和3年5月31日:破裂
93歳
H29年12月(4年前):腹部大動脈瘤の診断 48mm.
経過観察
H30年6月,11月,令1年6月,令2年7月に経過観察
令和2年7月(10ヶ月前):H29年48mmであったもの
が,1cmの拡大確認されたが経過観察となった.
令和3年5月27日:ワクチン接種
令和3年5月31日:破裂
H29年,急性期として発症,破裂は免れた.しかし,急性
期を内科的治療で免れた症例の20−30%は「遠隔期に
瘤拡大をきたし破裂の危険性が増加するため外科的治
療を必要とする」のが一般的(今日の診療より引用)
また,発症時に40mm以上の場合,遠隔期に瘤拡大のリ
スクとそれに伴う破裂のリスクがあるため外科的治療適
応とされる.この観点から,当該患者さんは,H29年の時
点から破裂のリスクを充分有していた.さらに,令和2年7
月の健診で,瘤が「1cm拡大」したとの記載あり.予後判
定の基準として,5mm以上/6ヶ月の急速な瘤径拡大は切
迫破裂と考えられ,本来外科的治療の適応であった.す
なわち,ワクチン接種以前から瘤破裂の切迫状態であり,
いつ破裂してもおかしくない状況であった.こうした状況か
らワクチン接種が原因であるとは考えることは困難であ
る.
H29年,急性期として発症,破裂は免れた.しかし,急性
期を内科的治療で免れた症例の20−30%は「遠隔期に
瘤拡大をきたし破裂の危険性が増加するため外科的治
療を必要とする」のが一般的(今日の診療より引用)
また,発症時に40mm以上の場合,遠隔期に瘤拡大のリ
スクとそれに伴う破裂のリスクがあるため外科的治療適
応とされる.この観点から,当該患者さんは,H29年の時
点から破裂のリスクを充分有していた.さらに,令和2年7
月の健診で,瘤が「1cm拡大」したとの記載あり.予後判
定の基準として,5mm以上/6ヶ月の急速な瘤径拡大は切
迫破裂と考えられ,本来外科的治療の適応であった.す
なわち,ワクチン接種以前から瘤破裂の切迫状態であり,
いつ破裂してもおかしくない状況であった.こうした状況か
らワクチン接種が原因であるとは考えることは困難であ
る.
β
※~12/16から変更なし。
175
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
※~1/20から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
(~8/4の情報に基づく)
不明
→血圧関連の病状及び前立腺肥大があった。ワク
チン接種の数日前、発疹を発現したが、食品、薬剤
に対するアレルギーなし。
176
82歳
男
2021年6月2日
2021年6月2日
EY0779
1回目
併用薬:イフェンプロジル酒石酸塩(イフェンプロジ
不明
ル)、ウルソデオキシコール酸(ウルソ)、ベタヒスチ
→不整脈による心停止
ンメシル酸塩(ベタヒスチン)、アジルサルタン/アム
ロジピンベシル酸塩(ザクラス)、アムロジピンベシル
(~6/23の情報に基づく)
酸塩(アムロジピン)、ミラベグロン(ベタニス)、レボ
セチリジン塩酸塩(レボセチリジン)、シロドシン、ファ
モチジン(ファモチジン)、シロスタゾールおよびエペ
リゾン
心停止
死亡時画像診断 評価不能
不明
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
(~6/23の情報に基づく)
糖尿病、高血圧、喘息
177
67歳
男
2021年5月28日
2021年6月1日
EY5420
1回目
不明
→急性心筋梗塞
アムロジピン(5)、イニシンク、グリメピリド、メトホルミ
ン投薬にてコントロールされていた。
(~7/21の情報に基づく)
アレルギー歴なし。
急性心筋梗塞
不明
評価不能
総胆管がんの末期
178
79歳
女
2021年4月26日
2021年5月8日
ET9096
1回目
総胆管がん、心・腎不全にて2月17日入院(MRSA・
緑膿菌+)
心・腎不全の合併
状態悪化
不明
関連なし
ワクチン接種前より感染症状
28
不明
有(総胆管がん
の末期であり、
心・腎不全を合
併していた。ワ
クチン接種以前
よりがん末期症
状、感染症状を
示しており、ワ
クチンと死亡と
の関連性はな
いと考える)
γ
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
症例No