資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (163 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
71歳
男
2021年7月8日
2021年9月28日
FC8736
1回目
糖尿病、高血圧、前立腺肥大で近医で内服加療。特
に問題なし。
接種当日の夜間に倒れているところを発見されて救
心不全増悪に伴う多臓器不全、急
急搬送。病院到着時、完全房室ブロックによる心肺
性心筋炎、肝うっ血、肺うっ血
停止あり。
併用薬:メインテート、ジャディアンス、アマリール、メ
(~5/13の情報に基づく)
トグルコ
多臓器機能不全症候群
(~1/21の情報に基づく)
うっ血性肝障害
心筋炎
肺うっ血
1235
1236
50歳
70歳
女
女
2021年9月4日
2021年8月5日
2021年9月21日
2021年8月11日
FE8206
FE8162
1回目
2回目
高血圧あり。脳動脈瘤にて2回手術を受けていた。
9月21日に意識障害を伴って倒れていたところを救
急搬送。
くも膜下出血
高血圧症、高コレステロール血症、気管支喘息で通
院中。喘息は吸入薬でコントロールがついていた。
併用薬:アムロジピン、アジルバ、シングレア、アトル
バスタチン、カルボシステイン、レルベア
8月6~7日の発熱(38度台)は8日に解熱するも、腹
痛、嘔気が出現。10日に受診し、血圧に問題なかっ
たが、頻脈(116/分)、白血球数26800(好酸球
2800)、CRP 3.2及び画像検査結果より感染性腸炎
の診断で内服治療開始。11日に症状改善なく再受
診後、突然呼吸状態が悪化(苦悶様呼吸でチアノー 間質性肺炎からの肺水腫の疑い
ゼが出現し、眼球上転していた)嘔吐による窒息を
疑ったが、吐物はなかった。下顎挙上による気道確
保を行い、意識はすぐに回復。ワクチンの副反応に
よる遅発性アレルギー疑いでエピネフリン皮下注と
なるも収縮期血圧70mmHg等とショック状態となり、
他の医療機関に救急搬送。
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
心不全
1234
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
くも膜下出血
血液検査(CK上
昇、トロポニンT
上昇)、心筋生検
(心筋炎の診
断)、冠動脈造影
検査(心筋梗塞を
否定)、解剖(約
50%の心筋脱落 評価不能
にる重度の心筋
炎、肺うっ血、肝
うっ血)、心臓
MRI、心エコー
無
2021年7月29日
→2021年8月2日
2021年7月28日
(~12/24の情報
に基づく(集計・ 不明
専門家評価対象
期間(~12/5)後
に報告された内
容))
不明
→2回目
(~12/24
の情報に
基づく(集
計・専門家
評価対象
期間(~
12/5)後に
報告された
内容))
合併症:不眠症、便秘症、閉塞性血栓性血管炎、
パーキンソン症候群、アレルギー性鼻炎、狭心症
併用薬:パリペリドンパルミチン酸エステル(~2021
年7月21日、ゼプリオン(統合失調症に対する抗精神
病薬))、センノシド、オランザピン、ビペリデン塩酸
塩、エチゾラム、リスペリドン、フルニトラゼパム
退院前日コミナティを接種。翌日2回目接種5日後、
自宅でくも膜下出血により死亡。
不明
評価不能
無
γ
資料番号
剖検が行われて結果として心筋炎の診断となったことは
読み取れるものの、具体的な剖検所見が不明である。
※~1/20から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
間質性肺疾患
血液検査(外来
受診時は白血球
数26800(好酸球
2800)、CRP
3.2)、腹部エ
コー・腹部CT(8
関連あり
月10日は胆嚢炎
等の有意な所見
なし)、CT(11日
に両肺野の間質
性肺炎を疑う肺
炎像あり)
無
くも膜下出血
不明
不明
不明
(~12/24の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~12/5)後に報告された内容))
163
γ
ワクチンが間質性肺炎を引き起こし、死亡の原因となった
可能性は否定できないが、『ショック状態』での撮影CT
で、様々な修飾が加わっていた可能性も十分考えられ
る。症例票の情報で明確な判断を下すのは困難と考え
る。
※~12/16から変更なし。
不明
→くも膜下出血
(~12/24の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(~12/5)後に報
告された内容))
剖検が行われて結果として心筋炎の診断となったことは
読み取れるものの、具体的な剖検所見が不明である。
評価に用いた報告内容注2
コメント
(~5/13の情報
に基づく)
不明
→55歳
(~
12/24の
情報に
基づく
1237
(集計・
→報告者に
女
専門家
より取り下げ
評価対
象期間
(~
12/5)後
に報告さ
れた内
容))
γ
コメント
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
※~12/16から変更なし。
肺水腫
(~12/24の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~12/5)後に報告された内容))
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
ワクチンが間質性肺炎を引き起こし、死亡の原因となった
可能性は否定できないが、『ショック状態』での撮影CT
で、様々な修飾が加わっていた可能性も十分考えられ
る。症例票の情報で明確な判断を下すのは困難と考え
る。
※~1/20から変更なし。
症例No