資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (291 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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は救護室へ向かった。
14:28~14:29 ごろ、初診を実施した。顔面蒼白および呼吸苦の訴え
があった。ぱっと見てわかるような明らかな粘膜所見なし、皮膚所
見なし、掻痒感なしであった。消化器症状の訴えはなかった。聴診に
より明らかな喘鳴は聴取できなかった。意識はあったが、呼吸促拍
しており、会話は単語程度を断続的にできるのみであった。バイタ
ルチェックが指示された。まず SpO2 60%台と判明したため、酸素 5L
投与を開始、救急要請、血圧などその他のバイタルチェックを継続
した。
14:30 ごろ、バイタルチェック中に泡沫状のピンク色の血痰を大量に
排出した。血痰は鼻腔からも溢れた。
14:34 ごろ、意識レベル低下したため、臥位にされた。呼吸停止、総
頚動脈/鼠径動脈触れず、バイスタンダー心肺蘇生法(CPR)を開始し
た。
14:35-14:36 ごろ、自動体外式除細動器(AED)が装着された。しかし
ショックの必要なしで CPR は継続した。エピネフリン静脈内投与を
試みるも、静脈路確保できず、CPR は継続した。
14:40 ごろ、心拍および自発呼吸は再開したが、あえぎ様呼吸が認め
られた。
14:42 ごろ、再び心肺停止になり、CPR を再開した。
ほぼ同時に救急隊が到着し、14:55、報告者(医師)は救急車に同乗
し搬送した。救急車内でも CPR 継続するが心停止状態で瞳孔散大、
対光反射なしであった。
15:15 ごろ、第 3 次救急病院に到着し引き継がれた。
報告医師は事象を重篤(死亡)と分類し、事象と bnt162b2 間の因果関
係は評価不能とした。
他要因(ほかの疾患等)の可能性の有無は報告されなかった。
報告医師は、死亡診断書では急性心不全と記載されたと聞いている
が、最終的な診断は不詳とコメントした。
2022/11/05 15:15、新型コロナウイルスワクチン接種会場から心肺
蘇生患者の救急搬送を当院救命救急センターにて受け入れた。到着
時、心肺停止状態で、心電図波形は心静止であった。心肺蘇生を継続
し、ルート確保のうえ、アドレナリン 1mg を投与し、挿管管理を実
施した。アドレナリン 1mg を計 8 回投与するも反応はなく、同日午
後 3 時 58 分死亡確認。死亡時画像診断を実施し、高度肺うっ血像を
認めた。
2022/11/05、死亡時画像診断は、高度肺うっ血像が見られた:利用可
能な死亡時画像診断の画像。モダリティはCTであった、検査時刻
は 17:12:05 であった。
病理解剖は実施せず。
救急隊から推定体重 110kg との情報があった。当院救急搬送時の所
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