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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (242 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1639

63歳



2022年4月21日

2022年4月22日

FR4768

3回目

予診票での留意点は詳細不明
病歴:双極性障害
併用薬:ベルソムラ、アーテン、ピーゼットシー、リー
マス、コントミン、デパケンR、酸化マグネシウム、ア
ミティーザ
3回目接種当日夜の電話では「特に体調も悪くなって
ない」。これ以降電話に出ず。接種3日後にトイレで
死亡しているところを発見。接種翌日午前頃の死亡
と推定された。
接種4日後で、行政解剖。脂肪肝、肝線維症あり。血 急性心機能不全
中から向精神薬が検出されるも微量であり、急死の
所見以外死因となる疾患、外因が指摘できなかっ
た。
状況からアナフィラキシーショックは考えにくいが、心
筋炎、心膜炎、血栓症の所見は明らかでない。その
他明らかに死因と言える所見なし。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

解剖、血液検査、
CT
急性心不全

(~7/8の情報に
評価不能
基づく集計・専門
家評価対象期間
(~6/12)後に報
告された内容))

無(死因となる
病気、外因が指
摘できない)

γ

有(現疾患によ
るもの、感染等)

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~7/8の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間
(~6/12)後に報告された内容))

1640

1641

1642

1643

1644

16歳

76歳

86歳

91歳

79歳











2021年8月11日

2021年6月29日

2022年2月28日

2022年3月10日

2022年5月25日

2022年2月

2022年3月7日

2022年4月15日

2022年3月15日

2022年5月27日

FD0889

FA5765

FM3289

FL7646

不明

1回目

2回目

3回目

3回目

不明

病歴:小児期脳変性疾患、寝たきりで人工呼吸器管理
(生後3か月頃、単純気管切開、人工呼吸器、胃ろう造設
術後、尿カテーテル留置)、もともと体調はよくなかった。
重症心身障害児者、カルニチン欠乏、便秘、てんかん発

接種前(1か月前)より、肺炎を生じ、胸水貯留を認めるこ
とがあった、全身状態不良による腸管機能不全となって
いた。
併用薬:リザベン、ミヤBM、ビタミンB6、リオレサール、ダ
ントリウム、ソリタ-T2号、エルカルチンFF、カルボシステ
イン、アンブロキソール、大建中湯、グーフィス、イーケプ
ラ、モビコール、テルネリン、バクタ、クラリシッド
原因不明の死亡、胸水
2021年8月11日1回目接種。接種1日後から、胸水の増加
や炎症反応高値あり感染兆候が認められ、バクテリアル
トランスロケーションによる感染または肺炎随伴性胸水が
疑われた。腹部膨満、胆汁性胃残を発現し一旦軽快した
ものの、接種後1ヶ月後には消化不良(消化管機能不全:
腸麻痺)となり、尿路感染や肺炎などの感染を頻回した。
2回目接種は家族が希望せず。
接種4ヶ月後、急性膵炎を発症し、その後、敗血症を起こ
し循環不全を起こし転院。転院先で一旦状態は落ち着い
たが、再度尿路感染を起こしていた。
2022年2月(接種186日後)に亡くなった。

2019年9月頃から腰部脊柱管狭窄のため歩行器が
必要であったが症状は安定していた。2019年9月に
転倒したことがきっかけで上下肢筋力低下が進んだ
ため、10月13日受診。上下肢の近位筋筋力低下で
PR3NCA陽性であった。脊椎のMR画像に変化はな
かった。症状の進行が認められ2月4日に入院。この
時点では自力歩行可能だった。2月10日、臥床から
①PR3-ANCA陽性
起きられない。上下肢近位筋筋力低下と球麻痺は
②血管炎症候群
進行が急激でステロイドパルス、ガンマグロブリン点
③リンパ球減少症
滴を施行するが反応なし。3月7日(接種251日後)、
呼吸筋麻痺による心不全で死亡。
ステロイド開始前の採血でリンパ球減少とフェリチン
高値を認め、ワクチン副反応疑い症例に高頻度に認
められる異常を認めた。2月からの急性増悪は変性
疾患としては説明困難で、PR3ANCAとの関連を示
唆すると考えられた。

不明

不明

評価不能

原病の進行による死亡とも考えるが、情報が不足してい
る。

γ

※~12/16から変更なし。

※~1/20から変更なし。

胸水

抗好中球細胞質抗体陽性

血管炎

リンパ球減少症

血液検査、MRI

関連あり

不明

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

60歳代

不明 2021年

2021年

不明

不明

慢性心不全

糖尿病、認知症があり在宅で家族と生活
3回目接種後、軽度の体調不良を訴えていたとのこ
と。接種4日後、いつも通り夕食を摂り就寝。接種5日 不明
後朝、起床してこないので、家族が発見した。死体
検案実施。窒息、出血などの所見なし。

不明

病歴:糖尿病、脳卒中
脳卒中の発症をきっかけに、在宅医療を受け始め
高熱
た。在宅医が患者を訪問した際に、コミナティを患者
に投与した。接種翌日、高熱。接種2日後死亡。

高体温症

不明

※~1/20から変更なし。

呼吸麻痺

LV diffuse hypo(左室びまん性低収縮)、大動脈弁
閉鎖不全症、僧帽弁閉鎖不全症で外来フォロー中。
3回目接種12日後夜、数日前からの食欲不振を主訴
に受診。その際、心房細動を指摘され、接種14日
後、レートコントロールのためメインテート開始。接種
慢性心不全
22日後、食欲不振あり臨時受診。血管内脱水認め、
補液し帰宅。接種28日後、食欲不振、ふらつきあり
で受診。胸部CTで心拡大、心不全傾向を認め、同
日入院となるも、積極的な精査加療の希望無く補液
のみ継続。全身衰弱進行し、接種46日後永眠。

製造販売業者のコールセンターに対し、ワクチン接
種後の死亡事例として報告されたもの。
ワクチン接種後になくなった。

(コメント無し)

呼吸不全

胸部CT

検視

関連なし

評価不能

不明

不明

有(慢性心不
全)

γ

有(糖尿病、認
知症があり、在
宅で家族と生
活)

γ

不明

γ

食欲不振の精査がされておらず、情報不足である。
※~12/16から変更なし。

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

高熱(高体温)のみの情報ではワクチン接種との因果関
係の評価は不可能である。在宅医の診療録の病歴、身体
所見、臨床診断が提供されていれば判断の補助にはなる
と考える。

γ

γ

γ

※~12/16から変更なし。

1645

原病の進行による死亡とも考えるが、情報が不足してい
る。

不明

不明

不明

242

不明

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

食欲不振の精査がされておらず、情報不足である。
※~1/20から変更なし。

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

高熱(高体温)のみの情報ではワクチン接種との因果関
係の評価は不可能である。在宅医の診療録の病歴、身体
所見、臨床診断が提供されていれば判断の補助にはなる
と考える。
※~1/20から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

症例No