資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (263 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1761
→コミナティ
RTU筋注(2
価:起源株/
オミクロン株
BA.1)の事
例(No.2)で
あることが判
明したため
削除。
58歳
1763
1766
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
肺と顎下腺よりパルボウイルスB19が検出されたが、心筋
の情報は不明。剖検報告に心筋繊維の萎縮とあるが、萎
縮が数日で発生するかは疑問。ただし、別の事象をこう表
現している可能性もある。
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
γ
肺と顎下腺よりパルボウイルスB19が検出されたが、心筋
の情報は不明。剖検報告に心筋繊維の萎縮とあるが、萎
縮が数日で発生するかは疑問。ただし、別の事象をこう表
現している可能性もある。
※~1/20から変更なし。
γ
(コメント無し)
資料番号
症例No
男
2022年10月20日 2022年10月22日 不明
不明
基礎疾患:高血圧、統合失調症
併用薬を使用していた。
ワクチン接種当日の夜、脳幹部出血が発現した。非
常に血圧が高い状態であった。ワクチン接種の2日
脳幹出血、脳出血
後翌日、死亡を確認した。患者は高血圧で受診して
おり、3日前は140mmHg以下でコントロールされてい
た。接種当日も特に異常はなかった。
(~12/16の情報に基づく)
不明
不明
不明
行政解剖
関連あり
無
γ
不明
不明
γ
脳出血
19歳
70歳代
1764
→報告者に 89歳
より取り下げ
1765
因果関係
(報告医評価)
脳幹出血
(~12/16の
情報に基づ
く(集計・専
門家評価対
象期間(~
11/13)後に
報告された
内容))
1762
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
69歳
高齢者
男
男
女
女
女
2022年7月29日
不明
2022年4月24日
2021年
不明
2022年8月1日
不明
2022年11月7日
2021年7月(接種
日当日)
不明
(接種2日後)
FP9647
不明
不明
不明
不明
3回目
令和3年に1回目と2回目はモデルナワクチンを接
種。3回目はファイザーワクチンを接種。接種部の痛
みと37.4℃の発熱、脇腹の痛み、倦怠感など有り。 心筋炎、間質性心筋炎
接種3日後ベッドの上で死亡発見。死亡発見となった (~1/20の情報に基づく。)
翌日の行政解剖の結果、心筋炎を伴う急性循環不
全で死亡と判断された。
2回目
本症例は文献報告に基づく情報
現病歴:受診一ケ月前にCOVID-19ワクチン1回目接
種をした。その際尿検査で異常所見はなかった。
腸球菌性敗血症
受診2日前の2回目接種の際に下腿浮腫を自覚し
た。その後全身浮腫が出現したため病院を受診し
た。ネフローゼ症候群のため腎生検を施行し微少変 腸球菌性敗血症、ステロイド抵抗性
化型ネフローゼ症候群(MCNS)と診断した。ステロイ ネフローゼ症候群
ド抵抗性を示し、シクロスポリン、LDLアフェレーシス
を併用するも治療に難渋した。尿蛋白は徐々に減少
ネフローゼ症候群
したが、E.coliによる敗血症を来しその後死亡した。
病理解剖で腎組織はMCNSと矛盾しない所見だっ
た。
病理解剖
接種後、胸痛の訴えあり。翌日~不整脈が酷くなり
救急外来に数回受診。その後徐々に日常生活に支
障をきたし、活動範囲が激減。食欲が落ちていき、
2022年8月尿路感染症にて入院。心房細動への内
服治療は継続するも2022年9月心房細動を機とする 心房細動、心不全
心不全重度となり入院。ADL全介助となり、一旦退
院するもすぐに悪化。再入院し、重度心不全に対し
て強心剤や酸素導入後、在宅看取りとなり、2022年
11月7日死亡。
不明
評価不能
無
発熱
不明
不明
不明
γ
記載からは発熱が死亡の原因と考えにくい。また、化学
療法中であり、本剤投与前の血液検査等の情報が不十
分で評価が不明である。
γ
記載からは発熱が死亡の原因と考えにくい。また、化学
療法中であり、本剤投与前の血液検査等の情報が不十
分で評価が不明である。
※~1/20から変更なし。
COVID-19肺炎
不明
不明
不明
γ
これだけの情報で因果関係を証明することは困難。ワク
チンは万能でなく、SARS-CoV-2感染を完全に抑えるもの
ではない。かつ今回の事例はCOVID-19感染による影響
が強く、ワクチンの因果はほぼないと思われる
γ
これだけの情報で因果関係を証明することは困難。ワク
チンは万能でなく、SARS-CoV-2感染を完全に抑えるもの
ではない。かつ今回の事例はCOVID-19感染による影響
が強く、ワクチンの因果はほぼないと思われる
※~1/20から変更なし。
3回目
2回目
病歴:乳癌
患者は、病院で乳癌のために化学療法をしていた。少し
具合が悪かったため1週間くらい待って2回目のファイ
ザーのワクチンを接種したが、その日に熱が出て翌日亡
くなった。
それは乳がんの第1回目の治療であった。
2回目
病歴:肺炎
消費者またはその他の非医療従事者からの報告。
もともと3、40 年看護師として病院に勤務をしてい
て、健康であった。コロナが流行る、1年前に肺炎に
なり、重症化した既往あり。コロナが流行り始めてか
ら、患者は肺炎の持病があるためワクチンを打ちた
いと言っていた。1回目を接種時、副反応は何もな
COVID-19肺炎
かった。 その後、今から1か月前に2回目を打てと病
院より言われ、彼女は予防接種を受けるのを嫌っ
た。2回目を打ったその2日後に病院へ運ばれPCR
の検査を受けて、結果は陽性であった。コロナ肺炎
であると診断。その翌日に、呼吸不全が発現。体外
式膜型人工肺(エクモと報告された)がある別の病院
へ転院。
発熱
心筋炎
死因となった敗血症は、ネフローゼ治療の影響が大きい
と考える。患者背景や検査結果、死亡に至る経過など、
詳細な情報が不足しており、ワクチン接種との因果関係を
評価することは困難である。
※~12/16から変更なし。
心房細動
心不全
263
資料1-2-2-1 21362