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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (313 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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報告医師は以下の通りコメントした:
死亡とワクチンとの因果関係は不詳。
2022/12/05 現在、アナフィラキシーのブライトン分類に必要な身体
所見は呼吸困難のみ(皮膚、粘膜所見なし、消化器症状なし、確認で
きる循環器症状なし)と報告された。
ブライトン分類は Grade 4 であった。
経過中のバイタルサイン:SpO2 50-60%(RA)

その他、体動などで把握困難であった。
検査値等について調査:搬送先の病院でBNP高値、トロポニン陰
性であると聞いた。
看護記録に「嘔気」とあり、報告者はその通りに記載したが、ふり返
って考えると明らかな血痰であり、気管から出ていた可能性が高い。
患者も嘔気を訴えていなかった。
皮膚症状は一貫して認めなかった。また、搬送先の病院の所見でも
皮膚症状を認めなかった。
報告者は 14:30 以降に呼吸器症状(喘鳴、上気道の腫脹)を確認で
きず、14:28 の呼吸促迫が認められた際にチアノーゼや陥没呼吸を確
認することができなかった。挿管をトライした際にも、喉頭浮腫は
認めなかった。
2022/11/05 14:40、血圧は 73/57 であった、そして、脈拍数は 90/
分であった。14:45 に挿管を行うが、食道挿管で断念した。
2022/12/15 時点、医師は患者にアレルギー歴なしと報告した。患者
の副作用歴、報告以外のワクチン接種歴、副作用歴は不明であった。
救急;隊到着時の患者の状況は、以下の通りであった:
2022/11/05 14:30、救急隊は救急要請を覚知した。
14:33、指令時は意識あり、呼吸ありであった。
14:44、救急隊が患者に接触した(この間に心肺停止があった。心肺
蘇生にて一旦心拍再開したが、14:44 再度心停止)
。JCS(日本式昏睡
尺度)III-300、呼吸なし脈拍なし、皮膚の変化は顔チアノーゼのみ
であった。気道(口腔)に食物残渣あり、吸引実施した。CPR 再開し
た。ECG で PEA がみられた。搬送中の有害事象及び処置内容は以下の
通りであった:
14:55、救急車現場発進した。14:57、ECG 波形は PEA から心停止に変
わった。胸骨圧迫した。バッグバルブマスク使用下で人工呼吸実施
された。酸素投与された。食物残渣の吸引は適宜継続された。
15:15、病院への到着時の身体所見は以下の通りであった:患者は、
心肺停止状態であった。ECG 波形:心静止であった。高度肥満あり。
15:15 から死亡に至る迄、皮膚・粘膜病変認めなかった(救急隊活動
記録上、14:44 から 15:15 迄も病変を認めていない)

病院での処置詳細は以下の通りであった:心肺蘇生継続された。静
脈路は確保された。アドレナリン 1mg 静脈投与された(計 8 回投与)

気管挿管実施された(口腔内固形物大量吸引後、挿管された。挿管後

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