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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (277 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

23
→報告者に 58歳
より取り下げ

24

25

78歳

66歳

26
※No.24と同
一の症例に 78歳
つき、No.24
に統合

27

28

82歳

79歳













2022年12月7日

2022年12月8日

2022年12月7日

2022年12月7日
2022年12月8日
(~3/10の情報
に基づく)

2022年12月7日

2022年12月7日

2022年12月7日

2022年12月8日

病歴:透析、慢性腎不全、血液透析、糖尿病、脳出血、脳梗
塞、症候性てんかん、胃瘻造設術、胸水、C-反応性蛋白検
査結果高値、糖尿病性腎症、腎不全
副作用歴:記録なし
併用薬:イーケプラ;タケキャブ;メインテート;テネリアOD;ミヤ
BM;塩化ナトリウム;グルコン酸カリウム;リズミック;ドプスOD;リ
ドカイン;トルソプト;ダルテパリンナトリウム;ダルベポエチン
2022/12/7に5回目のワクチン接種を受け、2022/12/8に死亡
不明
5回目4回 した。剖検は実施されていない。
GJ7139

2022/12/07 09:00、4回目の接種を受けた。2022/12/08朝
不明肺炎
(~3/10の (~3/10の に、彼は摂氏37.9度の発熱を発現した。12:00に呼吸停止(報
(~3/10の情報に基づく)
情報に基 情報に基 告のとおり)、救急搬送された。
づく)
づく)
他の要因(他の疾患など)の可能性として胸水が観察され、
炎症反応の高値が持続していた。
患者は、糖尿病性腎症による腎不全で血液透析を受けてい
た。彼は脳出血後、脳梗塞後、症候性てんかん(薬物治療
中)、胃ろう造設、左胸水貯留等合併症が多数あった。新型
コロナウイルス感染による重症化リスクを考慮してワクチン接
種を受けた。4回目接種の翌日に発熱あり、呼吸停止され死
亡に至った。
(~3/10の情報に基づく)

GL1585

GL1585

2022年12月8日

病歴:糖尿病、透析、高血圧、認知症、慢性腎臓病、うっ血性
心不全
併用薬:トラゼンタ(経口); アムロジピン(経口); アトルバスタ
チン(経口); アミティーザ(経口); プルセニド[センノシドA+B]
(経口); タケキャブ(経口); ダイアート[アゾセミド](経口)
2022/12/7、10:30、患者はワクチン接種を受けた。帰宅後
に、患者は夜に風呂に入って、浴室で亡くなっていた。
(~3/10の情報に基づく)

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

不明肺炎

不明

不明関連あり
関連なし
不明
(~3/10の情報
に基づく)

不明

不明
関連あり評価不
有(急性心不全

とヒートショック)
(~3/10の情報
(~3/10の情報
に基づく)
に基づく)

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

γ

患者背景(既往歴、治療歴など)・接種後の経過、入浴
時の状況(脱衣所と浴室の温度差や湯の温度等、食
事や飲酒など)が不明であり、評価困難と考えます。

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

症例No

不明急性心不全
不明
心不全、慢性心不全増悪、急性心
不全、ショック
(~3/10の情報に基づく)

原疾患等:脳梗塞、高血圧
併用薬:抗血小板薬
2022/06/09、脳梗塞(左前頭葉深部白質梗塞)を発症して入
院。リハビリテーションを経て、退院の後は抗凝固性薬を内
服。2022/12/07、10:00頃に他院で新型コロナワクチン(5回
目:ファイザー社製)接種を受け、10:30頃に帰宅した。
12:00に昼食を摂った後ソファーでよこになっており、一度ソ
ファーから転落して側頭部を打撲した。12:40に同居の夫が外 視床出血、脳室穿破、閉塞性水頭
出した際に、普段と変わりはなかった。15:15に夫が帰宅した 症、死戦期呼吸、脳梗塞、高血圧、
際には、意識障害を認めたために、救急車で報告者の病院 脳出血
へ救急搬送された。来院時の意識レベルは日本式昏睡尺度
(JCSと報告された)200、体温40.7度、血圧172/133mmHgで
あった。直ちに頭部コンピュータ断層撮影(CT)撮影をおこな
い、右視床出血、脳室内穿破、閉塞性水頭症の状態である
ことが確認された。CT撮影後短時間で、血圧低下、瞳孔散
大、死戦期呼吸と、救命困難な状態となった。16:43に、夫立
ち会いのもと死亡が確認された。

不明

2022年12月13日 2022年12月14日 GJ7139

2022年12月7日

不明5回目
(~3/10の
情報に基
づく)

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

心不全
ショック

γ

(コメント無し)

γ

ワクチン接種後に発症しているため、ワクチンの関与
を完全に否定することはできないが、高血圧の既往
および抗血小板薬の内服という状況で、さらに頭部打
撲も生じていることから、ワクチン以外の要因が大きく
影響している可能性がある。

γ

高血圧症及び脳梗塞の基礎疾患のある66歳女性で
脳梗塞再発予防で抗血小板薬内服中だった。5回目
のワクチン接種の約2時間後に転倒し頭部打撲、約5
時間15分後に昏睡状態で発見され、救急搬送となっ
た。搬送先の頭部CTで脳内出血で救命困難な状況、 資料1-2-2-1 22233
約6時間30分後に死亡確認の経過。時系列的にはワ
クチンの影響も否定しきれないが、抗血小板薬内服
中であり、また頭部打撲もあり、ワクチンとの因果関
係が肯定も否定もできない状況と考える。

資料1-2-2-1 22214

慢性心不全
視床出血
脳室穿破
水頭症
死戦期呼吸

CT

評価不能

有(高血圧の既
往があり、また
脳梗塞後で抗
血小板薬を内
服されていた。)

脳梗塞
高血圧
脳出血

5回目

維持透析中の患者。12/7等脊柱に5回目のワクチン接種を
行った。問題無く透析終了し帰宅。翌朝、風呂で死亡されて
いるのが見つかった。Heat shockによるものと思われるが、 心不全急性増悪
Heat shockとワクチン接種に問題があったかどうかは不明。
直接原因はHeat shockによる心不全と考えられる。

心不全

不明

評価不能

有(急性心不
全、Heat
shock)

4回目

ワクチン予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヵ
月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬剤、過去の副作
用歴、発育状況等)なし。アレルギー歴、副作用歴、ワクチン
接種歴、副反応歴、投薬等:なし(~3/10の情報に基づく。)
12/13ワクチン接種。家族が当日午後9:30元気であったこと
不明
を確認していたが、12/14午前9:06呼吸停止しているのを発
見し、救急搬送され10:14死亡確認された。予診票には基礎
疾患の記載なし。アナフィラキシーの既往も無し。通常通り医
師が予診票と本人を確認し接種し15分間観察後帰宅して頂
いた。

不明

不明

評価不能



γ

基礎疾患の記載がなく、死亡後に画像検査や剖検も
行われておらず、死亡に至った確定的な病態は不明
である。

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 22248

検死

評価不能

有(大動脈解離)

γ

心血管系の急性疾患が直接の死因になった可能性
が高い印象ではあるが、死亡後に画像検査や剖検が
行われておらず、死亡に至った確定的な病態は不明
である。

γ

臨床経過、画像所見がない。

資料1-2-2-1 22284

GT2675
GJ2675
(~3/10の 4回目
情報に基
づく)

基礎疾患等:大動脈解離、高血圧症、SLE,
併用薬:プレドニン5mg、ニフエジピンCR、カルベジロール
5mg、オルメデック10、ドキサゾシン2mg、ペルサンチン2mg、
3T他。
同居高齢者で通院困難のため訪問診療でフォロー中。
R4/12/7 12:23に訪問診療にて接種。経過観察での異常な
急性冠症候群、大動脈解離
し。同日22時親族とのメールでも著変なし。12/8 10時のメー
(~3/10の情報に基づく)
ルに返信が無く駆けつけると自宅布団内で死亡しているのを
発見。救急搬送、警察による検死。事件性無く検案簿作成。
死亡日時、R4/12/8午前5時。死因、急性冠症候群(正式診断
名不詳)心臓外科通院していた。大動脈解離後、の増大にて
急変する可能性を説明されていた。

急性冠動脈症候群

大動脈解離

277