資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (257 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1729
52歳
女
2022年6月15日
2022年6月17日
FM3092
3回目
病歴:統合失調症
併用薬:不明 酸化マグネシウム、ゾルピデム、クエ
チアピン、エブランチル、フルニトラゼパム、プラバス
タチン
接種翌日の朝の定期検温にて39.4度。アンヒバ座薬
(200mg)および生理食塩水(500mg)div投与。11時体 肺水腫、心機能不全
温38.7度。カロナール(500)1錠服用。同日23時すぎ
嘔吐、意識低下が出現。各種救急治療を行うが反 (~1/20の情報に基づく。)
応せず。接種2日後午前1時すぎに死亡確認。
死亡から2日後に大学病院にて解剖を行い、肺水腫
との診断。
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
心機能不全と診断されているが、その所見がはっきりしな
いし、剖検ではどのような所見でその診断に至ったかの
記載がない。入院期間が12年となっておりその間の経
過、コロナワクチン2回目接種から3回目の追加は1年間、
空いているがその間に何があったか。接種翌日の発熱の
反応はワクチンの副反応と考えるが、成人にかかわらず
アンヒバ坐剤200㎎、その数時間後にカロナール500㎎1
錠内服と一貫性がない。
肺水腫
解剖
評価不能
不明
γ
不明
評価不能
不明
γ
心機能不全
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
γ
心機能不全と診断されているが、その所見がはっきりしな
いし、剖検ではどのような所見でその診断に至ったかの
記載がない。入院期間が12年となっておりその間の経
過、コロナワクチン2回目接種から3回目の追加は1年間、
空いているがその間に何があったか。接種翌日の発熱の
反応はワクチンの副反応と考えるが、成人にかかわらず
アンヒバ坐剤200㎎、その数時間後にカロナール500㎎1
錠内服と一貫性がない。
※~1/20から変更なし。
資料番号
(~1/20の情報に基づく。)
1730
82歳
男
2022年9月14日
2022年9月15日
FW 0547
4回目
予診票:高血圧で通院中。
接種日の予約時間に独歩、杖ありで来院。体温36.1
度。問診では体調は普段通りとのことであった。前回
まで3回の接種でも問題なかったとのこと。接種後の
観察を終え、独歩で帰宅。接種の翌日に自宅で死亡
したとの連絡が接種翌々日に警察から受けた。
不明
不明
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
併用薬の有無:不明
アレルギー歴、副作用歴:なし
剖検の実施の有無:不明
(~11/11の情報に基づく。)
1731
1732
94歳
89歳
女
女
2022年7月12日
2022年8月31日
2022年7月12日
2022年9月11日
FM7534
FP8544
4回目
4回目
基礎疾患:高血圧、骨粗鬆症、腹部大動脈瘤・両側総腸骨・内
腸骨動脈瘤手術後、甲状腺機能低下症、うつ病
慢性心不全、動脈硬化性心疾患、一過性脳虚血発作、逆流性
食道炎、下肢痛、ビタミンB12欠乏性貧血、ステント併用コイル
塞栓術、経口摂取減少
処方薬:カンデサルタン(8)、アムロジピン(2.5)、フロセミド(20)、
バイアスピリン(100)、ワンアルファ(0.5)、ラペプラゾール(10)、
モーラステープ(20)、サインバルタ(20)、エビリファイ(6)、乳糖、ミ
ルタザピン(15)、ラコールNF200ml。メチコパール注(500µg)1回
/5週。
経過:午前10時ワクチンを予約接種。午後4時ころから38度の
発熱、頭痛出現。家族に連れられ来院。血圧140/82、SpO2
99%、脈拍110/分。胸部XPは肺炎像なし。解熱目的でロキソプ
ロフェイン8回分(1回(60))を処方し帰宅。帰宅中の車内で吐き
気があり、車外へ降りられず、20~30分ほど車内に留まり休
憩。その後、車外へ出たが歩行できず30分ほど椅子に座ってい
た。2~3歩歩き、嘔吐。さらに数歩歩いて再度嘔吐し倒れる。救
急車を要請。救急車内で心停止し、心臓マッサージ。除細動等
蘇生術を受けながら病院到着。病院で数回心室細動になり除細
動等蘇生術を繰り返すも回復せず死亡。同病院で死後のCT所
見及び発症後の経過から、急性心筋梗塞による死亡と診断され
た。
剖検は実施されなかった。
(~11/11の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間(~10/9)
後に報告された内容))
急性心筋梗塞
基礎疾患:進行性核上麻痺・パーキンソン病・甲状腺機
能低下症と加齢によるフレイル進行
経過等:接種前の体温36.6度。在宅訪問診療にて健康管
理している状況。接種8日目に強い呻吟と微熱(37.9度)
発生。往診にて診察、両肺に乾性ラ音、SpO2 80~85%
と低下。急性呼吸不全と診断し病院へ救急搬送され入院
間質性肺炎、急性呼吸不全、びま
となった。同病院からの報告によると、リザーバーマスク
10.0L/分でもSpO2 90%を維持することが困難。CTにて ん性肺胞障害
両肺野びまん性磨りガラス陰影と牽引性気管支拡張を伴 (~11/11の情報に基づく)
う所見あり。KL-6 892 LDH 479U/l であった。急性間質性
肺炎によるびまん性肺胞障害と考えられた。酸素療法・
ステロイドパルス療法を行ったが接種から11日目死亡と
診断された。
急性心筋梗塞
CT
評価不能
有(急性心筋梗
塞)
γ
CT
評価不能
有(薬剤性間質
性肺炎)
γ
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
※~1/20から変更なし。
間質性肺疾患
急性呼吸不全
(~11/11の情報に基づく)
間質性肺炎については、その成因に関する情報が少な
く、本剤との関連を判断できない。
※~12/16から変更なし。
びまん性肺胞障害
(~11/11の情報に基づく)
257
γ
間質性肺炎については、その成因に関する情報が少な
く、本剤との関連を判断できない。
※~1/20から変更なし。
症例No