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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (154 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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(2)細街路の閉塞
<手法の概要>

阪神・淡路大震災の調査データに基づき、建物倒壊による道路閉塞の発生率をメッシ
ュ別に算出し、閉塞率が高いメッシュの分布を示す。
 細街路の閉塞:道路の幅員が 13m未満の狭い道路に揺れや液状化によって周辺の
家屋等が倒壊し、当該区間が通行できなくなる状態を言う。
「通行できなくなる状態」とは、通行可能な道路幅員が 3m以下
になった状態を言う(家田ら(平成9(1997)の論文 3 による)。
<結果の総括>


都内で閉塞率 15%以上の地域の割合が最も高くなるのは多摩東部直下地震の場合で
あり、21.7%発生する。



区部で閉塞率 15%以上の地域の割合が最も高くなるのは都心南部直下地震であり、
14.0%発生する。

3

家田仁・上西周子・猪股隆行・鈴木忠徳「阪神・淡路大震災における「街路閉塞現象」に着目した街
路網の機能的障害とその影響(平成9(1997)年)」土木学会論文集 No.576/Ⅳ-37, 69-82

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