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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (428 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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9.1

過去の主な地震災害

大都市圏において被害がみられた地震災害や、近年において甚大・特徴的な被害がみら
れた地震災害について、各種データと被害の特徴をまとめた。
①大正 12(1923)年関東地震(関東大震災)
発生年月日

大正 12(1923)年9月 1 日

地震の規模(マグニチュード) 7.9
最大震度

震度6

主な被害地域

東京都など

建物被害棟数

全潰全焼流出家屋 293,387

死者・行方不明者数

死者 105,385

避難者数

780,082 人(東京府・神奈川県以外への避難者)

被害の特徴



近代化した首都圏を襲った唯一の巨大地震



東京、横浜における大規模火災


本所被服廠跡の1箇所で 44,030 名焼死



横浜市では市街地全域にわたって焼失

(出典)中央防災会議 災害教訓の継承に関する専門調査会「 1923 関東大震災 報告書(平成 18(2006)
年7月)」、気象庁 Web サイ ト「過去の地震津波災害」、北原糸子「関東大震災における避難者の
動向 ―「震災死亡差調査票」の分析を通して(平成 24(2012)年)」

②平成7年(1995 年)兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
発生年月日

平成7(1995)年1月 17 日

地震の規模(マグニチュード) 7.3
最大震度

震度7

主な被害地域

神戸市等の阪神淡路地域

建物被害棟数

全壊 104,906

死者・行方不明者数

死者 6,434

避難者数(最大)

316,678(7日目)

被害の特徴



大都市を中心とした直下型地震



多数の建物倒壊、大規模火災の発生



交通、ライフラインの被害も甚大

不明 3

(出典)総務省消防庁「阪 神・淡路大震災について( 確定報)(平成 18(2006)年5月 19 日)」、兵庫県
「阪神・淡路大震災―兵庫県の1年の記録(平成8(1996)年)」

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