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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (437 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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(2)既往災害の実績
ア.東日本大震災における状況
総務省消防庁の報告によれば、総死者数は 19,759 人(令和4(2022)年3月8日時点)
であり、復興庁の調査によれば震災関連死者は 3,784 人(総死者数の 19.2%)
( 令和3(2021)
年9月末時点)であった。
発災後の期間に応じた震災関連死者数の推移は下図のとおりであり、岩手県及び宮城県
における関連死者数の発生は1か月後までが多数であり、それ以降は概ね1年程度で落ち
着いていくが、福島県では長期的に震災関連死者数の発生が継続している。
岩手県及び宮城県では、死亡時期が発災後1年以内の震災関連死者数のうち、1か 月以
内の者は 59.0%、3か月以内の者は 84.4%であった。

図 東日本大震災における都道府県別の震災関連者数推 移(令和3(2021)年9月末時点) 11
令和3(2021)年9月末時点での震災関連死者について、その年齢構成は下表のとおり 、
約9割が 66 歳以上となっている。
表 震災関連死者の年齢構成(令和3(2021)年9月末時点) 11
都道府県

合計

年齢別
20 歳以下

21 歳以上

66 歳以上

65 歳以下

11

岩手県

470

1

64

405

宮城県

929

2

118

809

福島県

2,329

3

232

2,094

その他

56

3

10

43

復興庁「東日本大震災における震災関連死の死者数(令和3年9月 30 日現在)」より作成

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