首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (378 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html |
出典情報 | 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》 |
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ア.手法の概要
倒壊した周辺家屋の倒れ込みによる道路リンク閉塞の発生率を、阪神・淡路大震災の
被害実績に基づく建物被災率と道路リンク閉塞率の関係に基づいて算出する。
幅員 13m 未満の道路を対象として、幅員別の道路リンク閉塞率を算出し、幅員別延長
で加重平均をとることでメッシュ別の道路リンク閉塞率を算出する。
建物被災率(%)
道路幅員別リンク閉塞率(%)
道路幅員別延長による加重平均
メッシュ別道路リンク閉塞率(%)
算出フロー
イ.計算式やパラメーター設定
揺れ・液状化による全壊率、半壊率から建物被災率を求める。
建物被災率(%)=建物全壊率(%)+ 建物半壊率(%)÷ 2
阪神・淡路大震災における被害実態に基づき、建物被災率から道路幅員別リンク閉塞
率を求める。
【幅員 3.5m 未満の道路】
道路リンク閉塞率(%)=0.9009×建物被災率(%)+19.845
【幅員 3.5m 以上 5.5m 未満の道路】
道路リンク閉塞率(%)=0.3514×建物被災率(%)+13.189
【幅員 5.5m 以上 13m 未満の道路】
道路リンク閉塞率(%)=0.2229×建物被災率(%)-1.5026
図 阪神・淡路大震災時における道路幅員(横軸)と道路リンク閉塞率(縦軸)の実態 10
家田ら「阪神・淡路大震災における「街路閉塞現象」に着目した街路網の機能的障害とその影響」 ,
土木学会論文集 No.576/Ⅳ-37,69-82,平成9(1997)年.10(P286)
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