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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (179 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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3.4.5

ガス

<手法の概要>


ガス事業者が、安全確保のため低圧ガスの供給を停止する件数から供給停止率を算出
する。


高圧ガス及び中圧ガスについては、製造工場や導管等の重要設備が 阪神・淡路大
震災クラスの地震に耐えられるよう設計・建設されていることから、供給継続可
能と想定する。

<結果の総括>


供給停止率は都心南部直下地震で最大となり、都内の供給停止率は平均で 24.3%と想
定される。




復旧が概ね完了するのは、都心南部直下地震で約6週間後になると想定される

低圧ガス導管や設備、各家庭内のガス管等の被災は、定量評価結果には含まれていな
いため、被災状況により、被害が大幅に増加し、復旧期間が長期化する可能性がある
点に留意する必要がある。



なお、こうした定量化できていない被害の影響等については、過去の被害等を踏まえ
被害様相を作成した。(第5章P5-56 に記載)

<結果の概要>
表 低圧ガス供給停止率
想定地震

低圧ガス供給停止率(%)

都心南部直下地震

24.3%

多摩東部直下地震

12.5%

大正関東地震

2.8%

立川断層帯地震

2.8%

3-52