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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (335 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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6.3.2

液状化による建物被害

ア.手法の概要


構造別(木造建物・非木造建物)及び建築年次別の建物被害率関数(液状化による地
盤沈下量と建物被害の関係)を用いて、全壊、半壊、大規模半壊棟数を算出する。な
お、大規模半壊棟数は、半壊棟数の内数とする。


中 央 防 災 会議 [2012,13]と 同 様 に 液状 化 に よ る 地 盤 沈 下 量と 被 害 率 の 関 係 性 から
作られた被害率関数を適用した。

250mメッシュ別

地盤沈下量分布

構造別・建築年次別・建物データ

液状化による全壊率・半壊率・大規模半壊率
(地盤沈下量-被害率の関係)

メッシュ別全壊・半壊・大規模半壊棟数

区市町村別

区市町村別全壊・半壊・大規模半壊棟数

算出フロー
イ.計算式やパラメーター設定


50mメッシュ別のデータを基に、250mメッシュ別の地盤沈下量のデータを作成する。
そのうえで、250mメッシュ別に、地盤沈下量と被害率の関係式から全壊・半壊・大規
模半壊棟数を算出する。
(木造 全壊・半壊・大規模半壊棟数)
=(木造 建物棟数)×(沈下量による木造の全壊・半壊・大規模半壊率)
(非木造(杭無し) 全壊・半壊・大規模半壊棟数)
=(非木造 建物棟数)×(沈下量による非木造(杭無し)の全壊・半壊・大規
模半壊率)
(非木造(杭有り-アスペクト比の大きい小規模建物) 全壊・半壊・大規模半壊棟数)
=(非木造 建物棟数)×(沈下量による非木造(杭有り-アスペクト比の大きい
小規模建物)の全壊・半壊・大規模半壊率)

※非木造建物における杭あり建物は 3階建て以上の建物とし、 3階建て以上建物のうち、ア
スペクト比の大きい小規模建物 (狭小ビル等の 水平断面を とったときに短辺方向が狭い建
物)の占める割合は、中央防災会議 [2012,13]と同様に1割と設定した。

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