首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (396 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html |
出典情報 | 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》 |
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生活への影響
6.7.1
避難者
ア.手法の概要
被害想定における避難者は、避難所へ避難する者(避難所避難者)及び 避難所外避難
者を指す 17 。その人口を、建物被害による避難者数、ライフライン被害による避難者数、
エレベーター停止による避難者数をそれぞれ算出して想定する。
建物被害による避難者数:全ての全壊・焼失建物及び一部の半壊建物から避難者
が発生するものと想定
ライフライン被害による避難者数:断水人口の一部が避難するものと想定
エレベーター停止による避難者数:エレベーターが停止する建物では6階以上に
居住する人口の一部が避難するものと想定
時系列に応じて、避難者の一定割合(後述)が避難所に避難するものとして、避難所
避難者数を算出する。
時系列(1日後、4日~1週間後、1か月後)を考慮した想定とする。
ライフライン被害による避難割合や避難所避難割合については、令和3年に東京都が
実施したアンケート結果に基づいて設定する。
なお、既述のとおり、定量化されたライフライン被害が限定的であることから、被災
状況により、避難者数が大きく増加する可能性がある点に留意する必要がある。
建物被害率
夜間人口
建物被害なし
人口
建物被害人口
建物が被災した
場合の避難行動
(被害程度別)
建物が被災して
いない場合の
ライフライン機能支障・
エレベータ停止に
伴う避難行動
避難所・避難所外
への避難者
避難先の選択
避難所避難者
避難所外避難者
算出フロー
17
在宅避難についてはここには含まない。建物被害等の影響を受けるが住居から避難しない(避難所
避難や避難所外避難を行わない)人が在宅避難者であると整理する。
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