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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (417 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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想定2:南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表され、後発地震に備えて 事
前に浸水域外に避難した場合の対策効果を推計する。
事前避難対象地域(発災後 30 分以内に浸水深 30cm に到達する地域)の住民
が事前避難した場合の津波死者数を推計する。
※事前避難が行われるのはあくまで南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)
が発表された場合であり、突発地震で津波がすぐに来る場合は事前避難が
困難な点に留意が必要である。


都が島しょ地域の住民を対象に行ったアンケートによると、7割の住民が事前 に
避難すると回答したことから、7割が事前避難した場合の効果(促進①)と、全員
が事前に避難した場合の効果(促進②)について推計する。

1,200

津波による死者数(人)



952

1,000
800
600

287

400
200

0

0
事前避難なし
+発災直後の避難意識は現状

事前避難7割
+発災直後の避難意識は現状

事前避難10割
+①避難意識の向上

図 津波からの避難意識向上及び事前避難による死者数の対策効果
(南海トラフ津波ケース①、冬・早朝)

事前避難対象地域の全員が事前に避難するよう普及啓発するとともに、事前避難
対象地域の住民に対して発災直後に避難するよう意識啓発を図ることで、死者数
が0となると推計

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