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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (467 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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用 語
津波避難施設(津
波避難ビル、津波
避難タワー)

説 明
・津波避難施設は、津波から人命を守るために人為的に整備された施
設であり、津波避難ビル、津波避難タワーがある。
・津波避難ビル:津波による被害が想定される地域のなかで、十分な
高さ、強度を有するビルやマンション等を、地域住
民等が一時もしくは緊急避難する施設として指定
・津波避難タワー:近くに安全な高台や適切なビルがない地域におい
て、津波避難ビルと同様の用途に用いるもので、
上部に避難ステージをもつタワー状の構造物

堤外地、堤内地

・堤外地は、堤防に挟まれた水が流れている側
・堤内地は、堤防により守られている住居や農地のある側

電灯軒数

・電力の供給を受けている軒数

東京湾平均海面

・日本の標高の基準となる海水面の高さ

(T.P.)
統計的グリーン関
数法

・既存の小地震の波形から大地震の波形を合成する方法には、経験
的グリーン関数法と統計的グリーン関数法とがある。
・経験的グリーン関数法は、想定する断層の震源域で発生した中小
地震の波形を要素波(グリーン関数)として、想定する断層の破
壊過程に応じて足し合わせる方法である。時刻歴波形を予測で
き、破壊過程の影響やアスペリティの影響を考慮できる。ただ
し、予め評価地点で適当な観測波形が入手されている必要があ
る。
・統計的グリーン関数法は、多数の観測記録の平均的特性をもつ波
形を要素波とする方法である。評価地点で適当な観測波形を入手
する必要はない。しかし、評価地点固有の特性に応じた震動特性
が反映されにくい。時刻歴波形は経験的グリーン関数法と同様の
方法で計算される。

道路橋示方書

・橋や高架道路等に関する技術基準
・国土交通省が定め、コンクリート橋編、下部構造編、耐震設計編
等で構成

道路啓開

・がれきを処理し、段差を解消するなど、発災時に緊急車両等の通
行ルートを確保すること

道路交通センサス

・日本全国の道路と道路交通の実態を把握し、道路の計画や建設、
管理などについての基礎資料を得ることを目的として国土交通省
が実施する調査

特定緊急輸送道路

・緊急輸送道路のうち、特に沿道建築物の耐震化を図る必要がある
道路

南海トラフ

・静岡県の駿河湾から九州東方沖までの海底で、約 700kmにわたっ
て続く水深 4,000m級の深い溝(トラフ)の名称
・南海トラフではマグニチュード8クラスの巨大地震が概ね 100 年
から 150 年ごとに発生し、今後 30 年以内の発生確率は 70~80%と
されている。

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