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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (73 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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2.4
2.4.1

急傾斜地崩壊危険度
地震時の急傾斜地崩壊危険度算出手法

都が指定している土砂災害(特別)警戒区域及び山腹崩壊危険地区のデータを用い、次
の図に示すフローに基づき、斜面の危険度ランクと想定地震の震度ランクから地震時の相
対的な危険度を算出する。
土砂災害(特別)警戒区域のデータ
山腹崩壊危険地区のデータ

各箇所の危険度ランク判定

対策工の状況

震度分布

地震時の各箇所の危険度ランク判定、人家戸数

「急傾斜地崩壊による被害想定手法」へ
図 急傾斜地危険度の算出フロー
土砂災害(特別)警戒区域の斜面の危険度ランクについては、区域調書の記載から 公益
財団法人日本道路協会道路震災対策委員会(昭和 61(1986)年)の判定基準に基づいて点
数(基準要素点)を与えて評価した。また、斜面の危険度ランクと想定地震の震度ランク
に応じた急傾斜地等地震危険度判定ランク(下の表を参照)に基づき、地震時の相対的な
危険度ランクを求め、これを急傾斜地崩壊危険度ランクとした。
なお、土砂災害(特別)警戒区域で対策工が施工されている箇所については、工種、施
設効果の有無、施工年月及び事業区分により対策効果を考慮した次頁のフローに従って急
傾斜地崩壊危険度ランクを見直し、対策工が施工されていない箇所については、急傾斜地
崩壊危険度ランクをそのまま採用した。
表 地震時の急傾斜地崩壊危険度ランク
斜面の危険度
ランク







6強以上







6弱







5強







5弱







4以下







震度

<地震時の急傾斜地崩壊危険度ランクA・B・C>の説明
・ランクA:危険性が高い、ランクB :危険性がある、ランクC:危険性が低い

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