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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (397 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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イ.計算式やパラメーター設定


算出式は以下のとおりである。
(避難者数)=(建物被害による避難者数)+(ライフライン被害による避難者数)+
(エレベーター停止による避難者数)
(避難所避難者数)=(避難者数)×(避難所避難率※)
(避難所外避難者数)=(避難者数)-(避難所避難者数)
(建物被害による避難者数)=(全壊・焼失人口)×100%+(半壊人口)×50.3%
(ライフライン被害による避難者数)=(断水人口)
×(ライフライン被害による避難率※)
(エレベーター停止による避難者数)=(共同住宅の6階以上に居住する人口)
×(エレベーター停止率)
×(エレベーター停止による避難率※)
※:これらの避難率は時系列変化



各種の被害人口を以下のとおり算出する。


全壊棟数、半壊棟数、焼失棟数、断水率から、人口データに基づいて、全壊・焼失
人口、半壊人口、断水人口をそれぞれ算出する。なお、4日~1週間後の断水人口
は4日後の断水率を用いて算出する。また、津波浸水による人的被害の想定結果
を踏まえて、津波浸水人口のデータを用いる。



令和2年国勢調査から共同住宅の 6階以上に居住する人口のデータを用いて、エ
レベーター停止台数から、エレベーター停止による影響人口を算出する。



上記の被害人口に対して、都が令和3(2021)年に実施した都民へのアンケート結果
等に基づく以下の避難率を乗じて避難者数を算出する。



全壊・焼失人口

100%(時系列変化なし)

半壊人口

50.3%(時系列変化なし)

断水人口

1日後:0% ⇒

エレベーター停止人口

1日後、4日~1週間後:10.7% ⇒ 1か月後:0%

4日~1週間後:45% ⇒

1か月後:90%

避難者数のうち以下の割合が避難所避難者になるものとする (避難所避難率)。


1日後:85%⇒4日~1週間後:67%⇒1か月後:30%

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