よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (461 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。





応答スペクトル

説 明
・応答スペクトルは、いろいろな固有周期をもつ様々な建築物や
構造物に対して、地震動がどの程度の強さの揺れ(応答という)
を生じさせるかを示したもの。
・建築物や構造物の揺れは、同じ固有周期と減衰定数(揺れが時間
とともに弱まっていく程度を示す定数のこと )をもつ倒立振り子
の揺れとして近似される。
・様々な固有周期や減衰定数をもつ振り子に地震動を入力して振ら
せた場合の揺れの最大値を周期の関数として表示する。

建 築 物 や構 造 物の 揺 れは 同じ
固 有 周 期と 減 衰定 数 をも つ倒
立 振 り 子の 揺 れで 表 され る。

様 々 な 固有 周 期を も つ倒 立振り 子 を ある 地 震動 で
振 ら せ た場 合 の振 幅 を表 示する と 図 のよ う な応 答
ス ペ ク トル の グラ フ が得 られる ( 原 子力 安 全委 員
会 、 2007)

応力降下量

・地震の発生前と発生後での断層面上における力(エネルギー)の
変化

大すべり域

・断層面のなかで大きく滑る領域
・特に大きく滑る領域は「超大すべり域」と言う。
・津波を評価するための断層モデルに使用

海溝型地震

・海のプレートと陸のプレートの境界に位置する海溝沿いで発生す
る地震
・海のプレートと陸のプレートとの間のずれによって生じる地震
(プレート間地震)と、海のプレート内部の破壊によって発生す
る地震(スラブ内地震)がある。
・海溝型地震の震央は海のなかである場合が多く、その場合、地震
に伴い津波が発生する可能性がある。

開削トンネル

・地上から地盤を掘削し、そのなかに鉄筋コンクリート等でトンネ
ルを作り、その後埋め戻す工法により作られたトンネル

加速度

・地震動の揺れの大きさを示す物理量の一つであり、構造物等に働
く力を評価する量
・単位は「ガル(㎝/s 2 )」

10-3