首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (403 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html |
出典情報 | 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》 |
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災害廃棄物
ア.手法の概要
阪神・淡路大震災の被害実績に基づいて廃棄物(揺れ、焼失)の重量、体積の原単位
(床面積あたりの重量、単位重量あたりの体積)を設定し、建物被害量に応じて発生
するものとして算出する。
重量は、被害建物(木造・非木造別)の総床面積に、阪神・淡路大震災の被害実績
に基づく単位面積あたりの瓦礫重量を乗じて算出する。
体積は、上記の重量に単位重量あたりの体積を乗じて算出する。
(発生量)
=(木造全壊棟数+木造半壊棟数/2)×(1棟当たり床面積)×(木造床面積当たり瓦礫
重量)
+(非木造全壊棟数+非木造半壊棟数/2)×(1棟当たり床面積)×(非木造床面積当
たり瓦礫重量)
+(焼失棟数)×(1棟当たり床面積)×(焼失床面積当たり瓦礫重量)
+(津波による全壊棟数+津波による半壊棟数/2)×(津波損失棟数当たり瓦礫重量)
揺れ
液状化
急傾斜地崩壊等
火災
津波
建物全壊・焼失に伴う
廃棄物発生量原単位
災害廃棄物発生量
算出フロー
イ.計算式やパラメーター設定
建物被害棟数の想定結果に対して、東京都統計年鑑(令和元(2019)年)に基づく1
棟あたり床面積を乗じて、被害建物の床面積を算出 する。
床面積に下記の原単位を乗じて、発生する災害廃棄物の重量、体積を算出 する。
半壊建物からの発生量については、全壊建物の 1/2 と設定する。
表 床面積あたりの重量、単位重量あたりの体積
木造
非木造
火災による焼失
重量
0.6 トン/㎡
1.0 トン/㎡
0.23 トン/㎡
体積
1.9 ㎥/トン
0.64 ㎥/トン
1.9 ㎥/トン
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