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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (357 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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イ.計算式やパラメーター設定
<死者>


木造の回帰式は、比較的最近の 300 人以上の死者を出した鳥取地震、東南海地震、南
海地震、福井地震、阪神・淡路大震災の5地震の建物全壊棟数と死者数の関係を回帰
して設定したものである。



非木造建物内の揺れによる死者の推計式は、中央防災会議、静岡県被害想定などの手
法を補正して設定している。



下記の式で算出した死者数から屋内収容物の転倒・落下等に伴う死者数を除いたもの
を、揺れによる建物被害による死者数とする。

(死者数)=(木造 死者数)+(非木造 死者数)
(木造 死者数)= t w ×(区市町村別のゆれによる木造全壊棟数)
×(木造建物内滞留率)
(非木造 死者数)
= t n ×(区市町村別のゆれによる非木造全壊棟数)×(非木造建物内滞留率)
(木造建物内滞留率)
=(発生時刻の木造建物内滞留人口)÷(朝5時の木造建物内滞留人口)
(非木造建物内滞留率)
=(発生時刻の非木造建物内滞留人口)÷(朝5時の非木造建物内滞留人口)

t w  0.0676

t n  0.00840 

P w0 :夜間人口(木造)

Pn 0 Bw

Pw0 Bn

P n0 :夜間人口(非木造)

B n :建物棟数(非木造)

6-30

B w :建物棟数(木造)