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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (465 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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スラブ内地震

正断層・逆断層・
横ずれ断層

説 明
・沈み込んだ海洋プレートに力が加わった後にプレートが破断し発
生する地震
・海溝等から沈み込んだ海洋性プレートのことをスラブと呼ぶ。
・プレート境界型の地震のように、同じような領域が繰り返し破壊
されるような周期性は確認されておらず、スラブ内部のどこで起
きるのか予測するのが難しい。
・断層面を境として両側のブロックが上下方向に動くとき、「縦ず
れ断層」といい、断層面が傾いている場合、両側の岩盤のうち、
浅い側を「上盤」、深い側を「下盤」と呼ぶが、「縦ずれ断層」
のうち、上盤側がずり下がる場合を「正断層」、のし上がる場合
を「逆断層」という。
・一方、両側のブロックが水平方向に動くときは「横ずれ断層」と
いい、相手側のブロックが右に動く場合を「右横ずれ断層」、左
に動く場合を「左横ずれ断層」という。

セグメント

・活断層を、過去の活動時期、平均変位速度、平均活動間隔、変位
の向きなどに基づいて区分した断層区間

ゼロメートル地帯

・地表標高が満潮時の平均海水面よりも低い土地

全壊・半壊・大規模 ・被害認定基準に基づいて設定される住家の被害程度であり、
半壊
それぞれ具体的には以下のとおり。
〇全壊:住家がその居住のための基本的機能を喪失したもので、損
壊部分の床面積がその住家の延床面積の 70%以上に達した
程度のもの、又は住家の主要な構成要素の経済的被害を住
家全体に占める損害割合で表した場合に 50%以上に達した
程度のもの
〇半壊:住家がその居住のための基本的機能の一部を喪失している
が、補修すれば元通りに再使用できる程度のもので、損壊
部分がその住家の延床面積の 20%以上 70%未満、又は損害割
合が 20%以上 50%未満のもの
〇大規模半壊:「半壊」のうち、構造耐力上主要な部分の補修を
含む大規模な補修を行わなければ当該住宅に居住す
ることが困難なもので、損壊部分がその住家の延床
面積の 50%以上 70%未満、又は損害割合が 40%以上
50%未満のもの
せん断応力

・物をずらすような内部応力(内部に生じる力)

走向

・断層面と水平面が交差する線の方向で、北から時計廻りに計った
方位角で表す。

側方流動

・地震時に発生する液状化に伴い、地盤が水平方向に大きく変位す
る現象

粗度係数

・表面の粗さを示す係数
・粗度係数が大きいほど津波は陸上を進みにくくなる。

耐震等級

・地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさを表す指標

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