首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (343 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html |
出典情報 | 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》 |
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圧壊建物からの出火率は、前回と同様、冬早朝5-6時について 0.0355%とし時刻別
に算出する。
時刻係数は、住宅の5-6時における出火要因器具別使用率の合計に対する他の使用
時間帯の使用率の比率とする。
(冬の時刻別圧壊出火率)=0.0355%
×(時刻係数)
(圧壊による出火件数)=(圧壊棟数)×(時刻別圧壊出火率)
3)建物用途別・震度別・時刻別出火率
揺れによる建物被害の計算から、メッシュ別の構造別全壊率を求める。さらに、1)
の圧壊率を用いて、構造別用途別に圧壊でない建物棟数 を求める。
これに、東京消防庁が実施した火気電気使用実態調査の結果等から作成した建物用途
別・震度別・時刻別の出火率を基にした出火率テーブルに基づき、各メッシュの震度
分布に応じて、圧壊によらない出火件数を求める。住宅、共同住 宅の出火率の設定に
おいて、高齢者世帯からの出火が懸念されるため出火率を補正する。
(圧壊によらない出火件数)=(構造別用途数)×(1-(圧壊率))
×(用途別・震度別・季節別・時刻別出火率)
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