首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (381 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html |
出典情報 | 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》 |
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ア.手法の概要
発災時に応急活動等に活用される緊急輸送道路においても、交通渋滞が発生した場合
には緊急車両の交通支障の可能性が想定される。平常時の交通量調査における混雑時
の走行速度を用いて渋滞区間を特定し評価する。
イ.計算式やパラメーター設定
緊急輸送道路は、平成 23 年東京都公報(第 14938 号)告示第 1010 号に基づき特定す
る。
警視庁が交通量統計を取りまとめる際には、「走行速度が時速 20km 以下」の場合を渋
滞と定義している。ただし、渋滞の定義は道路や交通の管理者ごとに異なる。
以上の考え方に基づき、道路交通センサス(2015)における「平均旅行速度(km/h)」
のうち、
「混雑時」の速度を元に、各路線において走行時速が「 15km/h」、
「20km/h」以
下となる区間を特定し、路線の総延長に対して渋滞割合を算出した。この結果はあく
まで道路交通センサス(2015)による平時の交通量を示したものであり、参考値であ
る。
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