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首都直下地震等による東京の被害想定 報告書一式 (367 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html
出典情報 首都直下地震等による東京の被害想定(5/25)《東京都》
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6.4.5

急傾斜地崩壊による人的被害

ア.手法の概要


昭和 42(1967)~56(1981)年に起こった崖崩れの被害実態から求められた被害棟数
と死者数・負傷者数との関係式より算出する。

建物全壊棟数
建物内滞留率
急傾斜地崩壊による被害棟数と
死者数・負傷者数との関係式

急傾斜地崩壊による死傷者数

イ.計算式やパラメーター設定


東京都[1991]の手法に従い、昭和 42(1967)年から昭和 56(1981)年までの崖崩れの
被害実態から求められた被害棟数と死者数・負傷者数との関係式により、人的被害を
算出する(木造建物の大破棟数は、全壊棟数×0.7 に等しいものとする)。



急傾斜地崩壊による負傷者の程度別の実態データは把握されていないため、中央防災
会議の設定と同様に、負傷者数の半数が重傷者であるものと仮定 する。

(死者数)=(木造 死者数)+(非木造 死者数)
(木造 死者数) =0.098 ×(崖崩れによる木造全壊棟数)× 0.7
×(木造建物内滞留人口比率)
(非木造 死者数)=0.098 ×(崖崩れによる非木造全壊棟数)
×(非木造建物内滞留人口比率)
(負傷者数)=1.25×(死者数)
(重傷者数)=(負傷者数)÷2

(木造建物内滞留人口比率)
=(発生時刻の木造建物内滞留人口)÷(木造建物内滞留人口の 24 時間平均)
(非木造建物内滞留人口比率)
=(発生時刻の非木造建物内滞留人口)÷(非木造建物内滞留人口の 24 時間平均)

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