令和6年版 男女共同参画白書 (105 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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よってキャリアが中断されないような体制・
仕事と健康の両立については前述のとおり
配慮」
、
「家事・育児・介護を配偶者と分担で
であるが、有業者のうち、
「現在より上の役
きること」が 40~69 歳女性及び男性に比べ
職に就きたい」とする者の管理職として働く
て高くなっている。
一方、男性は、
「管理職の残業や長時間勤
理職でもきちんと休暇がとれること」を挙げ
務にも給与反映があること」
、
「管理職でも残
る者の割合が最も高くなっている。
業や長時間勤務が極力ないような体制・配
慮」
、
「フレックスタイムなど始業・終業時間
歳女性では、
「在宅勤務・テレワーク等が管
が柔軟であること」等を挙げる者の割合が高
理職でも柔軟に活用できること」
、
「出産・子
くなっており、長時間労働への配慮や柔軟な
育てと管理職として働くことへの両立支援~
働き方を求める声が多い。
配慮があること」
、
「フレックスタイムなど始
男女ともに、長時間労働の是正及び柔軟な
業・終業時間が柔軟であること」
、
「産休・育
働き方の推進が望まれるほか、育児・介護等
休・介護休暇の取得によってキャリアが中断
が女性に偏っている現状では、女性の活躍推
されないような体制・配慮」等を挙げる者の
進、女性の管理職登用のためには、仕事と育
割合が高く、40~69 歳女性では「フレック
児・介護等との両立への一層の支援が必要と
スタイムなど始業・終業時間が柔軟であるこ
されている。
と」
、
「管理職でも残業や長時間勤務が極力な
長時間労働の是正や柔軟な働き方の推進に
いような体制・配慮」等を挙げる者の割合が
より、男性の家事・育児等への参画が進み、
高くなっている。
女性の家事・育児等の負担が軽減されれば、
特に 20~39 歳女性では「出産・子育てと
管理職として働くことへの両立支援~配慮が
仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~
それ以外の項目についてみると、20~39
特集
ための条件をみると、男女、年代を問わず「管
より一層の女性の活躍が期待できる(特-
68 図)
。
あること」
、
「産休・育休・介護休暇の取得に
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