令和6年版 男女共同参画白書 (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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更年期障害に関わる症状の有無と認識(男女、年齢階級別)
女性
0
20
50~59歳
(n=2,258)
32.
32.1
19.5
11.1
24.1
18.4 4.7
80
46.5
7.2
36.6
57.3
0
20
40
60
80
40~49歳
7.9 16.6 8.7
(n=2,343)
66.8
50~59歳
9.7
(n=2,175)
21.8 7.3
61.1
60~69歳
7.7
(n=2,109)
22.3 5.8
64.1
(%)
100
仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~
60~69歳
(n=2,256)
28.4
60
男性
特集
40~49歳
(n=2,366) 14.0
40
(%)
100
症状があり、更年期障害だと思う
症状はあるが、更年期障害かどうかよくわからない
症状はあるが、もともとの体質だと思う
症状はない
(備考)1.
「令和5年度 男女の健康意識に関する調査」
(令和5年度内閣府委託調査)より作成。
2.
「下記の更年期障害に関する説明を読んでから、お答えください。あなたは更年期障害に関わる症状が見られますか。
(1つ)
」と質問。
【更年期障害とは】
・卵巣あるいは精巣の機能の低下により現れる様々な心身の不調で、日常生活に支障を来す状態。
女性:閉経の前後5年間くらい、おおむね 45~55 歳くらいが更年期の対象年齢と言われているが、早い人は、
40 歳前半から更年期の症状が現れる。更年期の時期を過ぎても症状が残る場合もある。
男性:女性と違って時期は特に決まっていない。40 歳以降、どの年齢でも症状が現れ、自然に治まる時期はない
と考えられている。
【女性の代表的な症状】
身体的な症状…のぼせ、顔のほてり、動悸、異常な発汗、頭痛、めまい、腰や背中の痛み、目の痛み
精神的な症状…イライラ、不安、うつ、不眠、無気力
(出典:日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会「産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編 2023」
)
【男性の代表的な症状】
身体的な症状…疲れやすい、ほてり、体力の低下、女性化乳房、陰毛減少
精神的な症状…イライラ、物悲しい、うつ、不眠、興味の低下、集中力・記憶力の低下
性機能…性欲低下、機能不全(ED)
(参考:日本内分泌学会/日本メンズヘルス医学会 「男性の性腺機能低下症ガイドライン 2022」
)
3.更年期障害の具体的な症状を例示した上で、実際に更年期障害であるか否かにかかわらず、そのような症状がある
人を「更年期障害に関わる症状がある」としているため、結果の読み取りの際に注意が必要である。
(更年期障害に関わる症状)
の冷え、むくみ、だるさ」の順となっているが、
更年期障害に関わる「症状があり、更年期
「のぼせ、顔のほてり、異常な発汗」の割合は、
障害だと思う」40~59 歳の女性及び 40~69
「更年期障害に関わる症状はない」とする者
歳の男性についてみていく。
に比べて顕著に高くなっている。
過去1か月の間で気になる症状について、
一方、40~69 歳男性では、
「肩こり、関節
「更年期障害に関わる症状はない」とする者
痛(腰、膝、手足)
」を挙げる者の割合が最
と比べると、
「症状があり、更年期障害だと
も高く、次いで「だるい、疲れやすい、動悸・
思う」とする者は、いずれの症状も割合が高
息切れ」
、
「不眠、いらいら」の順となってい
くなっている。
るが、
「だるい、疲れやすい、動悸・息切れ」
、
40~59 歳女性では「肩こり、関節痛(腰、膝、
「不眠、いらいら」を挙げる者の割合は、
「更
手足)
」を挙げる者の割合が最も高く、次いで、
年期障害に関わる症状はない」とする者に比
「だるい、疲れやすい、動悸・息切れ」
、
「頭痛、
べて特に高くなっている(特- 58 図)
。
めまい、耳鳴り」
、
「不眠、いらいら」
、
「手足
更年期障害に関わる「症状があり、更年期
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