令和6年版 男女共同参画白書 (265 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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④
研究期間中にライフイベントの発生が予想され
善措置(ポジティブ・アクション)の取組につい
る優秀な女性研究者が安心して研究者代表として
て、大学、研究機関、学術団体、企業等への普及
応募できるよう、研究中断後の研究再開を認める
を図る。
【内閣府、文部科学省、関係省庁】
等の旨を各事業の公募要領等に記載する等の取組
女性研究者・技術者の就業継続や研究力の向上
を推進する。
【内閣府、文部科学省、関係省庁】
第4分野
②
に向けた女性研究者 ・ 技術者のネットワーク形成
支援、メンター制度の導入、ロールモデル情報の
提供、定期的な研修や相談窓口の活用、各種ハラ
閣府、文部科学省、関係省庁】
③
大学、研究機関、学術団体、企業等の経営層
や管理職が多様な人材をいかした経営の重要性を
ア
研究活動と育児・介護等の両立に
対する支援及び環境整備
①
大学、研究機関、企業等において、男女の研究
理解し、女性研究者・技術者の活躍推進に積極的
に取り組むよう、男女共同参画に関する研修等に
よる意識改革を促進する。
【内閣府、文部科学省、
者・技術者が仕事と育児・介護等を両立できるよ
関係省庁】
うにするため、長時間労働の解消、短時間勤務や
男女双方に対する研究と出産・育児、介護等と
フレックスタイム勤務、テレワークによる多様な
の両立支援や、女性研究者の研究力向上及びリー
働き方の推進、育児・介護等に配慮した雇用形態
ダー経験の機会の付与、博士後期課程へ進学する
や両立支援制度の確立、キャリアプランや育児・
女子学生への支援の充実等を一体的に推進する、
介護等に関する総合相談窓口の設置など保育・介
ダイバーシティ実現に取り組む大学等を支援す
護サービスや病児・夜間保育の確保等を促進する。
る。
【文部科学省】
【こども家庭庁、文部科学省、厚生労働省】
④
男女の研究者向けの柔軟な勤務体制の構築や研
②
男女共同参画と性差の視点
第2節
を踏まえた研究の促進
①
体格や身体の構造と機能の違いなど、性差等
究支援員の配置など、女性研究者のみでなく男女
が共に育児や介護を担っていくことへの支援を積
極的に進める大学等を支援する。
【文部科学省】
③
出産・育児・介護等により研究から一時的に離
を考慮した研究・技術開発の実施が促進されるよ
脱せざるを得ない場合において、研究期間中の研
う、事業の性格等に応じて性差を考慮して実施す
究中断・中断後の研究再開を継続できるよう、研
べき旨を各事業の公募要領等に記載する等の取組
究期間の中断や延長、中断中の代行者や研究支援
を推進する。
【内閣府、こども家庭庁、文部科学省、
者の登用等により研究を継続できる旨を各事業の
厚生労働省、関係省庁】
公募要領等に記載する等の取組を推進する。
【内
②
国が関与する公募型の大型研究はもとより競争
的研究費について、採択条件に、事業の特性も踏
閣府、文部科学省、関係省庁】
④
出産・育児・介護等により研究から一時的に離
まえつつ、男女共同参画の視点の有無と取組状況
脱した者に対して不利な取扱いを受けることのな
を評価するよう、競争的研究費に関する関係府省
いよう、若手研究者向け支援事業の応募要件にお
申合せを踏まえた取組を推進する。
【内閣府、文
ける年齢制限等において、ライフイベントの期間
部科学省、関係省庁】
を考慮する旨を各事業の公募要領等に記載する等
③
国が関与する競争的研究費において、事業の特
性も踏まえつつ、採択条件に、出産・育児・介護
等に配慮した取組を評価するよう、競争的研究費
の取組を推進する。
【内閣府、文部科学省、関係
省庁】
⑤
博士の学位取得者で優れた研究能力を有する者
に関する関係府省申合せを踏まえた取組を推進す
が、出産・育児による研究中断後、円滑に研究現
る。
【内閣府、文部科学省、関係省庁】
場に復帰するための支援や、1年以上の海外渡航
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科科科科科科科科科科科科科科科科科科科科
スメントのない職場環境の整備等を促進する。
【内
男女の研究者・技術者が共
第3節 に働き続けやすい研究環境
の整備