令和6年版 男女共同参画白書 (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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就業状況別
年齢階級別
15~24歳,
0.3万人, 2%
女性 有業者,
7.8万人, 39.0%
男性 無業者,
0.4万人, 2.0%
男性,
40~44歳, 8.4万人,
42%
2.8万人,
14%
ダブルケアを
女性,
している者 11.7万人,
20.1万人
58%
45~49歳,
1.0万人, 5%
35~39歳,
3.6万人,
18%
40~44歳,
4.5万人,22%
50歳以上,
0.8万人, 4%
50歳以上,
0.2万人,1%
30~34歳,
2.0万人,
10%
仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~
女性 無業者,
3.9万人, 19.5%
特集
男性 有業者,
8.0万人, 39.6%
25~29歳,
0.3万人, 2%
30~34歳,
1.0万人,
5%
35~39歳,
2.2万人,
11%
15~24歳,
0.2万人, 1%
25~29歳,
0.7万人, 3%
45~49歳,
0.6万人, 3%
(備考)1.総務省「令和4年就業構造基本調査」より作成。
2.
「育児をしている」とは、小学校入学前の未就学児を対象とした育児(乳幼児の世話や見守りなど)をいい、孫、お
い・めい、弟妹の世話などは含まない。
3.
「家族の介護をしている」には、介護保険制度で要介護認定を受けていない者や、自宅外にいる家族の介護も含まれ
る。ただし、病気などで一時的に寝ている者に対する介護は含まない。
(出産・育児、介護による離職)
アラーの時代が到来している。今後の更なる
過去1年間(令和3(2021)年 10 月~令
高齢化や生産年齢人口の急減予測を踏まえる
和4(2022)年9月)に前職を辞めた者に
と、介護離職は大きな問題である。また、介
ついて、離職理由別にみると、
「出産・育児
護離職は企業にとっても大きな損失であるた
のため」とする者は、女性 14.1 万人(女性
め、仕事と介護が両立できるように取り組ん
離職者のうち 4.6%)
、男性 0.7 万人(男性離
でいく必要がある。そのためには、介護をし
職者のうち 0.3%)
、
「介護・看護のため」と
ながらも、介護だけにとらわれず、自らの希
する者は、女性で8万人(女性離職者のうち
望する生き方を実現できる環境や支援体制の
2.6%)
、男性で 2.6 万人(男性離職者のうち
整備が極めて重要である。ここでも柔軟な働
1.1%)となっている 。
き方への支援が求められる。
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離職理由別の過去1年間の離職者の推移
一方、
「出産・育児のため」
、
「介護・看護
をみると、
「出産・育児のため」とする離職
のため」を理由とする離職者は、いずれも女
者は減少している一方、
「介護・看護のため」
性の割合が高く、今後、高齢化が進展してい
とする離職者は横ばいから増加傾向にある
く中で、就業継続のために更なるサポートが
(特-10 図)
。
望まれる。
働きながら介護をするというワーキングケ
前述のとおり、我が国の現状は、いわゆる
11 総務省「令和4年就業構造基本調査」
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