よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和6年版 男女共同参画白書 (81 ページ)

公開元URL https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html
出典情報 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

特- 55 図

不妊に悩む夫婦の割合の推移

(%)
50

不妊について心配したことのある夫婦

検査・治療経験のある夫婦(検査・治療中を含む。
)

40

35.0

特集

30

39.2

31.1
26.1

25.8

22.7

12.7

13.4

16.4

18.2

仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~

20

10

0

第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
(平成14(2002)年) (平成17(2005)年) (平成22(2010)年) (平成27(2015)年) (令和3(2021)年)

(備考)国立社会保障・人口問題研究所「第 16 回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)
」より作成。

3.加齢による健康課題(更年期障害)
更年期障害とは、卵巣あるいは精巣の機能
の低下により現れる様々な心身の不調で、日

(更年期障害に関するイメージ)
更年期障害に関する理解度は、男女及び年
代で差がある。

常生活に支障を来す状態であり、女性は閉経

女性の4割が「更年期障害は多くの女性に

の前後5年間くらい、おおむね 45~55 歳く

あらわれる症状である」

「更年期障害が起こ

らいが更年期の対象年齢と言われているが、

りやすい年齢はあるが、個人差があり、若く

早い人は、
40代前半から更年期の症状が現れ、

てもなる可能性がある」

「更年期障害に関す

更年期の時期を過ぎても症状が残る場合もあ

る知識は、男性も知っておく必要がある」と

るとされている。

考えているのに対し、同様に考えている男性

更年期障害は女性特有の症状というイメー

は2~3割となっている。

ジが大きいが、近年は、男性の更年期障害も

また、加齢とともに現れる症状であるため、

注目されてきている。更年期障害は多くの女

上の年代ほど理解度が高くなっているが、若

性に現れる症状であり、働く女性が増加する

い世代の女性及び男性全体においては、更年

中で、社会として向き合うべき課題である。

期障害に関する理解が進んでいないことがう

更年期障害への理解を深めることが、女性及

かがえる(特- 56 図)


び更年期障害に関わる症状に悩む男性が働き
やすい環境の整備へとつながる。

65