令和6年版 男女共同参画白書 (79 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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月経不調がつらいときの仕事のプレゼンティーイズム損失割合のイメージ
(男女、年齢階級別・有業者)
0
10
20
30
40
50
60
51.4
69.6
30~39 歳/男性(n=1,620)
69.2
53.0
67.6
50~59 歳/男性(n=1,983)
60~69 歳/女性(n=1,113)
60~69 歳/男性(n=1,483)
仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~
49.4
40~49 歳/男性(n=2,175)
50~59 歳/女性(n=1,700)
特集
69.2
20~29 歳/男性(n=1,189)
40~49 歳/女性(n=1,864)
80 (%)
55.4
20~29 歳/女性(n=1,130)
30~39 歳/女性(n=1,324)
70
53.1
65.1
(備考)1.
「令和5年度 男女の健康意識に関する調査」
(令和5年度内閣府委託調査)より作成。
2.
「通常の状態の仕事の出来を 100%として、月経(生理)による不調がつらい時の仕事の出来はどれぐらいだと思い
ますか。月経の不調がない人は、
『もしあったとしたら、どのぐらいの出来になるのか?』を考えてお答えください。
」
と質問。例えば、不調があるために通常時と比べて出来が 20%下がるといった場合は、
「80%」と回答する。
3.プレゼンティーイズム損失割合= 100%-2.の質問から算出した数値の平均値。
(職場において月経に関して困った経験)
のが常備されていない」
、
「生理用品を持って
職場において、月経に関することで困った
いない場合に気軽に買いに行けない」
、
「月経
経験についてみると、
「経血の漏れが心配で
に関する不調は我慢できるという雰囲気があ
業務に集中できない」を挙げる者の割合が最
る」等を挙げる者の割合が高くなっており、
も高く、次いで、
「生理用品を交換するタイ
女性の社会進出が進み、女性の意識が変わる
ミングを作りにくい(長時間の会議や窓口業
中で、依然として職場環境がその変化に対応
務等)
」
、
「立ち仕事や体を動かす業務で困難
していない可能性が示唆されている。
を感じる」
、
「生理休暇を利用しにくい」の順
となっている。
例えば、長時間の会議や窓口業務に際して
は、定期的なトイレ休憩時間があるだけで、
年代別にみると、20 代及び 30 代では、上
女性が働きやすくなる可能性があり、また、
の世代に比べて「立ち仕事や体を動かす業
経血の漏れや生理用品に関する心配は、テレ
務で困難を感じる」
、
「生理休暇を利用しにく
ワークでは軽減され、より業務に集中できる
い」
、
「職場のトイレにナプキンなど必要なも
可能性を示唆している(特- 54 図)
。
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