令和6年版 男女共同参画白書 (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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社会構造の変化と男女で
第1節
異なる健康課題
は、平成 20(2008)年をピークに減少が始
この節では、昭和の時代から現在における
人口)は平成7(1995)年をピークに減少し
人口構造の変化や就業状況の変化を、男女、
ており 、今後は更に大きく減少していくこと
年代別に整理するとともに、ライフイベント
が予測されている 。
まっているが、生産年齢人口(15~64 歳の
8
特集
時の年齢の変化を確認した上で、男女の健康
7
就業者の構成も大きく変化し、就業者数に
おける男女差は小さくなっている。また、昭
及びその差異について概観する。
1.人口構造の変化、就業状況の変化
男性は 30 代前半にあった就業者数のピーク
⑴
が、令和2(2020)年時点では、男女ともに
我が国の人口構造の変化
現在の社会保障制度・日本型雇用慣行が形
作られた昭和時代 と現在とでは、社会の人口
6
特-1図
400
200
40 代後半となるなど、就業者の年齢構成も
変化している(特-1図)
。
人口構造の変化(男女、年齢階級、就業状況別・15 歳以上)
昭和55(1980)年
600
仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~
和 55(1980)年時点では女性は 20 代前半、
0
200
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(万人)
600
令和2(2020)年
600
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200
0
200
400
(万人)
600
85歳以上
80~84歳
75~79歳
70~74歳
65~69歳
60~64歳
55~59歳
50~54歳
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
男性/就業者
男性/非就業者
女性/就業者
女性/非就業者
(備考)1.総務省「国勢調査」より作成。
「令和2年国勢調査に関する不詳補完結果」を用いている。
2.令和2(2020)年は、
3.非就業者=当該年齢階級別人口-就業者。なお、昭和 55(1980)年の「非就業者」には、労働力状態「不詳」が
含まれている。
6 ここでいう、昭和時代とは、1960 年代の高度経済成長期以降を指す。
7 我が国の総人口は、平成 20(2008)年時点では1億 2,808 万4千人、令和5(2023)年時点では1億 2,435 万2千人と、15
年間で 373 万2千人減少している。一方、生産年齢人口は、平成7(1995)年時点で 8,726 万人、令和5(2023)年時点では
7,395 万2千人と、28 年間で 1,330 万8千人減少している(総務省「人口推計」。各年 10 月1日現在の人口)。
8 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)出生中位(死亡中位)推計」
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